きゃりーぱみゅぱみゅがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 ~Touch Your Heart~」(毎週日曜12:30~12:55)。この番組では、きゃりーが自身の趣味や興味のあることについて語ったり、いま輝いているゲストを迎えたりしながら、さまざまなエピソードを1冊の本に見立てて紐解いていきます。
今回の放送では、シンガーソングライターのコレサワさんをゲストにお迎えして、キャラクター「れ子ちゃん」誕生秘話や顔を出さずに活動する理由、さらにソロアーティストゆえに共感し合えるリアルな「人間関係・チーム作りの悩み」まで、濃密に語り合った模様をお届けします。
(左から)コレサワさん、パーソナリティのきゃりーぱみゅぱみゅ
◆「れ子ちゃん」誕生秘話と、あえて顔を出さない理由
コレサワさんは、大阪府出身で2017年にファーストアルバム『コレカラー』でメジャーデビュー。わがままヴォイスと恋する女の子の本音をリアルに描いた歌詞が人気のシンガーソングライターです。2019年に沖縄で開催された対バンライブ以来の再会となることに触れ、「今日お会いできるのが超久しぶりなので、どんなお話が伺えるのかとっても楽しみです」と期待を寄せていたきゃりー。「はい、コレサワです。お願いしまーす」と挨拶を交わし、久しぶりの再会を喜び合います。
きゃりーが2019年の沖縄での「KPP CAMP in OKINAWA ~恋愛って一生難しいですよね編~」を振り返り、「コレサワちゃんが好きで、ずっと聴いていたんだけど、まさかの沖縄まで来てくださって」と感謝を伝えると、コレサワさんは「きゃりーちゃんが初沖縄に連れていってくれたっていう恩をずっと感じています」と笑顔で応じました。また、今年開催するホールツアーの最終日が沖縄であることにも触れ、「沖縄公演が12月にあるなと思うたびに、いつもきゃりーちゃんが思い浮かびます」と語りました。
話題はコレサワさんの音楽的ルーツへ。幼少期から「洗面所の鏡の前でおもちゃのマイクを持ちながら歌っているような女の子だったから、『私は歌手になるんだ』ってずっと小さい頃から思っていた」と振り返ります。ギターは中学3年生のクリスマスに父親に買ってもらったのがきっかけで本格的に弾き始め、高校3年生のときには「大人になりたくない」というリアルな葛藤を描いた楽曲を作っていたという秘話を明かしました。
また、メディア露出時に顔を出さず、クマのキャラクター「れ子ちゃん」をビジュアル担当にしている理由にも言及。きゃりーから誕生理由を尋ねられると、イラストレーターのウチボリシンペさんとカフェで相談した際、当時ハマっていた「コントロールベア」と「くまモン」の影響から「自分とクマを合わせたキャラクターを描いてもらった」といいます。
顔を出さない理由については、「自分がすごい売れて有名になったら、デートができなくなるって思ったわけです(笑)。売れて人が変わっちゃったら嫌だなとか、みんなと同じことができないのがすごい嫌で、だったら隠した方が楽だし」と、日常生活や自由な感覚を大切にしたいという本音を披露。一方でライブでは顔を出しており、「ライブまで観に来てくれるファンの人に悪い人はいないっていう思いがあって」とファンへの信頼を口にしました。
「♡人生♡」や「元彼女のみなさまへ」、超ときめき♡宣伝部への提供曲「最上級にかわいいの!」など、数々の大ヒット恋愛ソングを手掛けるコレサワさん。楽曲の着想について「思いついたときに作るスタイルが多くて、どんな物事も恋愛に例えて書くことはできます。友達への愛とかペットへの愛も、書き方によっては恋愛に見えたりします」と持論を展開。しかも歌詞のほとんどに「1曲に1行は絶対に実体験というか、自分の思っていることが入っていますね」と明かします。顔を隠しているからこそ「匿名で言いたい放題言えているような気持ちもあるので、あまり自分には負担はないかも」との自己分析も。
SNSやTikTokでの楽曲のバズりについても触れ、狙って作ることの難しさをお互いに共感し合う場面も。きゃりーの「つけまつける」(2012年)が再び若い世代の間で盛り上がっている現象を挙げると、コレサワさんも「(流行りが)読めないから、本当にもう運かなって(笑)」と頷いていました。
コレサワさんのバックショット!
◆ソロアーティストゆえの苦悩「人間関係が一番難しい」
話題は、お互いが最も実感しているという「人間関係の難しさ」に及びます。「友達も家族もそうだけど、職場での人間関係が一番大変だと思う」と語るきゃりーに対し、コレサワさんも「チームが大きくなればなるほど出てくる問題ですよね」と深く頷きます。
コレサワさんは、自分がチームの先頭に立っているからこそ、現場の雰囲気を悪くするような要素があれば「勇気を持って外す、変える」という決断をすることもあると告白。「お客さんがお金を払って見に来てくれるライブや、音に影響することなら『勇気を持って変えよう』ということを基準にしています」と語るコレサワさんの姿勢に、きゃりーも「偉い! 自分のためでもあり、チームのためでもあるもんね」と同意します。
ソロアーティストとして前線に立ち続ける2人。「人間関係の悩みを分かち合える友達があまりいないから、今日からきゃりーちゃんに……」と笑うコレサワさんに、きゃりーは「いや、嬉しい! 最近はフェスのMCでも『人間関係って大変じゃん? だから今日だけは忘れて楽しもう!』って言っちゃう(笑)」と返し、お互いに強い共感を寄せていました。
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番組後半のコーナー「Chapter #0 Library」では、ゲストが「背中を押された作品」を紹介。コレサワさんは、ディズニーの実写映画「クルエラ」を挙げます。「101匹わんちゃん」の悪役として知られるクルエラを主人公にした本作について、コレサワさんは次のように魅力を熱弁しました。
「クルエラってヴィラン(悪役)のイメージがあったんですけど、その作品のなかではすごく芯があって、夢に向かって突き進む女の子として描かれているんです。作中に登場するラスボス的な女性のセリフにもすごくグッと来るものがありますし、音楽やファッションもめちゃくちゃ可愛いんですよ! 自分が今やりたいことに向かって頑張りたい人が見ると、すごく勇気をもらえる作品なので、ぜひ見てほしいなと思います」とコレサワさん。
エンディングでは、「すごく楽しかった! 後でLINE交換しましょう!」と意気投合した2人。「今度ぜひランチに行きましょう」と約束を交わし、ソロアーティスト同士の深い絆とリスペクトが感じられる温かいトークセッションとなりました。
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<番組概要>
番組名:CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 ~Touch Your Heart~
放送日時:毎週日曜 12:30~12:55
パーソナリティ:きゃりーぱみゅぱみゅ