世界最大のプロレス団体「WWE」でも活躍！ 女子プロレスラーKAIRIが入門当初を振り返る「周りからも一番期待されていなかった」

山崎怜奈（れなち）がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。（ダレハナ）」（毎週月曜～木曜13:00～14:55）。7月26日（水）の放送は、プロレスラーの KAIRI（カイリ）さんをゲストに迎えて、お送りしました。

（左から）パーソナリティの山崎怜奈、KAIRIさん

◆最初は一番下手だった

“海賊王女”なる異名を持つKAIRIさん。インパクト大のキャッチフレーズに驚くれなちですが、その由来は学生時代におこなっていたヨット競技から。なんとインターハイ準優勝、世界選手権出場など輝かしい結果を残しています。

そして、大学卒業後にプロレスの道に進むことを決意しますが、それを両親に伝えると「最初は『大学も出て（一般企業の）内定ももらっているのに……』と、すごく心配されたんですけど、『1年間だけはやりたいことに挑戦させてほしい。うまくいかなかったら就活からやり直すから』と言って（説得しました）」と話します。

ただ、入門当初は「本当に一番下手でしたし、周りからも一番期待されていなかったです」と振り返りますが、結果として女子プロレス団体「スターダム」からデビューし、その後、アメリカの世界最大のプロレス団体「WWE」でも活躍。帰国後は初代IWGP女子王者に輝いています。

ここでれなちが、何をバネに下積み時代を乗り越えられたのかを聞いてみると、「やっぱり、ファンの皆さんからの支えと応援の言葉ですかね。試合後もすごく声をかけてもらって、そういうのがすごく励みになりました」と語ります。

また、リスナーから「WWE時代にきつかったことは？」との質問が届くと、「すぐに思い浮かぶのは、（WWE側が）取ってくれるのは飛行機のチケットだけで、レンタカーやホテルの手配、（試合の）会場まで行くのも全部1人。英語は、日常会話程度は話せるので困らなかったですけど、難しかったですね」と答えます。

◆初のスタイルブック発売中！

そんなKAIRIさんのプロレスデビューから海外挑戦、リングでの模様、さらにはプライベートまでを追いかけたスタイルブック「KAIRI 1st STYLE BOOK Voyage」（KADOKAWA）が現在発売中です。

早速、チェックしたれなちは「体がきれい！ 顔もナチュラル！」と大絶賛。KAIRIさん自身のお気に入りは、終盤に掲載されている湘南の海で撮影した写真で「ほぼスッピンで撮影したんですけど、素の自分が出ていて好きかもしれないです」と、その仕上がりに満足の様子。

普段は試合中も含めてメイクをバッチリしているだけに、スッピンには抵抗があったそうですが、「カメラマンの方をはじめ、スタッフが女性ばかりだったので、リラックスできて、ありのままの感じで（撮影させていただいて）……せっかくなのでと（笑）」と回顧。

ちなみに、趣味でさまざまな資格を取得しているKAIRIさん。これまでにも「スポーツメンタルトレーナー」や「ボディメイクインストラクター」に加え、「二級船舶免許」「世界遺産検定2級」「アロマテラピー検定1級」「書道2段」など、さまざまな資格を持っており、「次は世界遺産検定1級を取りたいですね」と意欲を示していました。

＜番組概要＞
番組名：山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時：毎週月～木曜 13:00～14:55
パーソナリティ：山崎怜奈