11人組グローバルボーイズグループ「INI(アイエヌアイ)」の髙塚大夢(たかつか・ひろむ)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! INI LOCKS!」(毎月3週目 月曜~木曜22:18頃~)。
4月24日(木)の放送では、「大夢の音楽自由研究」の授業を実施。自身がプロデュースを手掛けたオリジナル曲「Piece」の制作エピソードを語りました。
INI髙塚大夢
――「僕がプロデュースした楽曲を解説します」
髙塚:「大夢の音楽自由研究」では僕、髙塚大夢がさまざまなアーティストの楽曲を通して表現力を学んでいく授業ですが、今回は特別授業です! 僕がプロデュースした楽曲「Piece」を研究というか、解説をしていけたらいいなと思います。
VIDEO
こちらの曲は僕、髙塚大夢がINIになって初めてのオリジナル曲ですね。今年1月に開催された「LAPOSTA」でのソロ公演「Echoes.」でも披露した曲になります。
まず、「Piece」というタイトルに込めた意味から話していこうかなと思います。
「Piece」っていうのは、今っていう一瞬を“人生の1ピース”に例えて、どんなに今っていう時間がつらくて、退屈な日常であったとしても、きっと未来の自分にとってはすごく価値のあるものなんじゃないかなっていう意味を込めました。
――「等身大の姿を曲に込めたかった」
髙塚:この曲を作るに至った経緯を話していけたらいいなって思うんですけども。ソロ公演が控えているなかで、ファンのみんなに向けて1つのプレゼントというか、今の自分の集大成、形になったものを見せられたらいいなって思って、曲を作ろうと考えました。
曲を披露する意味みたいなのがあったらいいなって思って、等身大の姿を曲に込められたらいいなって思ったんですよ。そのときに、パッと思いついたのが、この“今”っていう時間にフォーカスしたものかなと思いました。
今、ありがたいことにすごくたくさんいろんな仕事をいただいて、いろんな経験をさせてもらえている毎日なんですけども。忙しくなると、どうしても自分のペースで過ごせない時間が増えていって、一つひとつの時間を噛み締める暇もないまま、毎日が淡々と過ぎていくんですね。
大変な仕事もあるなか、憧れの気持ちとか好きな気持ちがあってこの仕事を選んだはずなのに、ちゃんと今を楽しめているんだろうかっていうのを、すごく思っていたんですよ。そんなときにあるメンバーが、「今はこうやって大変な毎日を過ごしてるけど、パッと思い出したときに、すごく充実していたというか、すごく楽しかったって思える、一生の宝物になるような日なんだろうね」と話していて。そこでハッと気づかされたというか、その言葉が僕的にはすごい心に刺さったんですよ。
自分と同じように、今を前向きに生きる理由が見つけられなくて、そんな自分をちょっと責めちゃったり、それが理由で誰かとぶつかってしまったりと、そうやって苦しんでいる人が他にもいるんじゃないかと思ったんですね。だから、自分がそのメンバーの言葉に助けられたように、誰かの心の支えになればいいなと思ったんですよね。そんな経緯でこの曲を作りました。
----------------------------------------------------
4月24日(木)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月2日(金)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/