TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、キャイ~ン・天野ひろゆきさん、ウド鈴木さんと千秋さん。ここでは、3人が共演していた「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!(以下「ウリナリ!!」)」(日本テレビ系)が放送していた時代の“1990年代のテレビ番組”を振りました。
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(左から)ウド鈴木さん、千秋さん、天野ひろゆきさん
◆「ウリナリ!!」時代のテレビ番組はすごかった!
天野:「ウリナリ!!」の頃のテレビってすごかったよね。
千秋:(企画で)みんなでフィリピンに行ったりして。
天野:俺なんてさ「電波少年」(日本テレビ系)のロケ先から「ウリナリ!!」の現場に「1人でトランジットで行って」って言われてさ、それで(経由先の)ヨーロッパのホテルに泊まっちゃった(笑)。
千秋:そうなんだ!?
ウド:すごいね!
天野:頼んだこともないカプチーノとか飲んじゃったりして(笑)。だから、あの頃はテレビ局もお金があったんじゃない?
ウド:あったでしょうね~。やっぱり景気が良かったですもんね。
千秋:コントをするときに“爆破”みたいな演出もいっぱいあったじゃん。
天野:全然爆破しなくてもいいところで爆破したり(笑)。あとはCGのはしりで、番組でCGを使ったコントをみんなで考えようとか。
(当時は)ネットよりテレビの時代だったから、ポケットビスケッツ(以下:ポケビ)の100万人署名運動とかも伝説になっているわけだよね。
千秋:ありがたい。
天野:今みたいにメディアが分散されていたら、あそこまで社会現象にはならなかったかもしれない。だって、この業界に入ってきた人で「僕も署名しました」って言う人が俺の周りにもいっぱいいるから。でも“俺ブラックビスケッツだから違うんだけどな……”って(苦笑)。
千秋:でも、うれしいよね。
ウド:この前も、お世話になったアナウンサーの方が、ロケのときに「POWER」(ポケビがリリースしたシングル曲)のCDを持って来てくださって、「すごく元気をもらいました!」と言ってくれて、ありがたいよね。
本当は千秋ちゃんやテルさん(内村光良さん)に会いたいんだろうけど、こんな俺にだって(会ったら)泣きそうになっている人がいるのがありがたいのと、申し訳ないのと……。
天野:今50歳を過ぎて自分の青春時代を振り返ってみても、そんな大きな出来事ってなかなか経験できないじゃない。たまに(「ウリナリ!!」の)映像を観るけど“こんなに大きなホールでやっていたんだ!?”みたいな。
千秋:“こんなに人が集まっていたんだ!”って思うよね。
天野:俺なんか、ヘリで現場に行ったりしていたんだよ!?
千秋:ニューヨークでPVも撮ったでしょ?
天野:そうそう、今は同時多発テロでなくなっちゃった(ニューヨーク・世界貿易センタービルの)ツインタワーとか。
千秋:その屋上で歌っていたよね!
天野:ハリウッド映画を撮った人がカメラマンをやってくれたりして、夢みたいな時間だったよ。
ウド:そうだよなぁ。
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<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00