スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
今回の放送は、リスナーから届いたさまざまなメールを紹介しました。
江原啓之
◆息子の将来を心配してきつい言葉を放ったら…
昨年、一浪して大学4年になる息子と「就活しないこと」でぶつかりました。我が家では、“子どもが大学生になったら口出しをしない”というスタンスで、上の子たちも育ててきました。
しかし、コロナ禍で大学のことなどはオンラインでおこなっているのと思っていたら、全然やっておらず、就活どころではありませんでした。
今までもめることがなく育った子だったので、私が放ったきつい言葉に傷付き、ほとんど外出せず、私が作るご飯は、昼夜は拒否(なぜか朝ご飯は食べます)。私に触れると急いで手を洗います。(自分の部屋の)扉は、開けられないようにつっかえ棒を置いています。
主人は単身赴任中のため、私と息子は2人暮らし。お互いの行動に敏感になりながら過ごしています。受験、浪人、祖父や愛犬の世話、死を共に乗り越えてきた、仲の良い親子だと思っていました。でも彼は、私にいろいろ言えないだけだったんだな……と反省しています。
留年を予定しており、私は彼が元気にいられるほうを優先したいと思っているのですが、中退して働き口を見つけて荒波へ出ていくのもありなのでは……と思ったり。「自分の人生、船出しても良いんだよ」と声を掛けても良いものでしょうか?
◆江原からの“ことば”
ダメです!! お子さんのことをすごく思っているようですが、過干渉です。なぜ中退して、働き口を見つけて出ていくのか……。本人に決めさせてあげてください。
「こういうこともありかな?」と思っているのであれば、もう少し息子さんを優先して尊重してあげたらいいのに。「我が家は子どもが大学生になると、口出ししないスタンス」というのも嘘だと思う。怪しい。口は出さなくても目はすごく光っていましたよね? 息子さんは、なんとなく居心地の悪い視線を感じたり、「こうしろ」という念を感じたりしていたんじゃないかな。
それに、急にこうなったのではない。積み重ねだと思うんです。兄弟や父親から話してもらったりするのもいい。あとは、あなたが「こうするのもいいんじゃない?」などと言わないこと。見守ることです。
私もそうなのですが、“昭和”は通用しないということ(笑)。時代が変わったのだから「昭和(のやり方)ではこうだ!」というのは、絶対にやめたほうがいいと思う。何もかもが違うのですから。
だから息子さんを通して、あなた自身が学ぶべきときなんじゃないかな。あなた自身は学ぶ側の人間ではないと思っている。親も息子さんから学ぶんです。それを忘れないでください(鈴の音)!
◆江原啓之 今宵の格言
「人生のルールがわかれば、道に迷いません」
「失敗は成功のもとです」
<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之