フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「沢井製薬 presents オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
8月23日(金)の放送は、「ケアレスミス」に関する相談を紹介しました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
社会人2年目です。最近、自分の仕事量が多くなりミスが多発。毎日2時間残業しても終わりません。先輩方はもっと作業量が多く、自分はこれでも調整していただいているので何も言えないです。また、どうしてもケアレスミスをしてしまい、飲み込みが遅いです。
それに加えて気にしいな性格で、毎日仕事の夢を見て夜中3時に起きる生活です。どうすればもう少し気楽になれるのでしょうか。また、みなさんが実施しているミスを防ぐ方法を教えてほしいです。(神奈川県 20代前半 女性 会社員)
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この相談にパーソナリティの住吉は「社会人2年目はそういうものではないでしょうか。私もそれぐらいの頃は時間をかけて仕事をやっていましたね」と自身の考えを述べます。
仕事の相談に乗ってくれる先輩の存在も助けになったと話し、「新人の頃はミスとか飲み込みが遅いのはしょうがないと思います。特に相談者さんのように一生懸命やっていらっしゃる方は、結果がついてくるのではないでしょうか」と励ましの言葉を送りました。
パーソナリティの住吉美紀
――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
◆タスク管理アプリを有効活用
自分の遠い昔を思い出すと、社会人2年目なんてそんなものだったように思います。論点としては、「ケアレスミスをなくす」と「仕事に対しての向き合い方を考える」の2点かと思います。
①ケアレスミスをなくす
業種によって違うかと思いますが、デスクワークなら、タスク管理アプリはおすすめかなと思います。私が使っているのは「Trello(トレロ)」というアプリです。
私はまず、朝一と午後一にその時点で思いつく仕事をできるだけ細かくして、すべてアプリに入力します。それを、急ぎでやるもの、今日中にやるもの、今日やらなくていいものに分けて、自分の業務の進め方を決めておきます。
これだけで注意しながら業務を進められるので、細かいミスは減っていくかと思います。また、アプリに入力する際は、入力した業務に関する注意点等も書き込みます。事前にミスしやすいところをイメージしておくと、これでもケアレスミスは減っていくかと思います。ぜひ試してください。
②仕事に対しての向き合い方を考える
職場に弱音を吐ける人を作れるといいかと思います。同期、同僚、直属の上司など、職場の状況をわかっている人に自分の不安を打ち明けるだけでも、精神的な安定感が違ってくるかと思います。
真剣な相談の感じでなくても、「さっきケアレスミスしちゃったよ~」みたいに相手に自分の状況を伝えるだけでもいいと思います。ちなみに、そんな関係を築けたら、相手の不安も聞いてあげることも大事です。
2年目だと、いろいろ迷うことも多いと思いますが、あと1、2年もするとまた違った景色も見えてくると思います。無理せず、のんびり仕事してくださいね。(東京都 30代後半 男性 会社員)
◆仕事を覚える方法を見直してみる
気にしちゃうことに対してではなく、仕事に対してのアドバイスです。
私は未経験の分野へ何度も転職しているため、新しいことを何度も学んでいます。そのなかで、どうしても覚えられない業務、ミスをしてしまう業務がありました。
「私はこの分野に向いていないのだろうか」と考えてしまいましたが、途中で「他のみんなができているのに私だけできないのはおかしくないか?」と、負けず嫌いな部分が出てきました。
その後、自分1人では解決方法が思いつかなかったので先輩に相談し、「今の覚え方が合っていないのではないか」と一緒に方法を考えてくださることに。1ヵ月後にはミスも減り、1人で業務をできるようになりました。
この経験から、「この仕事が合っていない」ではなく、「この業務の覚え方が合っていない」という考えに変わりました。ご相談者様も、他の方々の覚え方と自分の覚え方が合っていないだけの可能性もあります。自分だけでは見えてこないこともあると思いますので、一度先輩方に相談してみてはいかがでしょうか?(東京都 30代前半 女性 会社員)
◆手書きのメモは記憶に残りやすい
私もそんな時代がありました。今は手書きのメモを使用しないかもしれませんが、やらなきゃいけないことを全部書き出して、優先順位の番号をつけましょう!
そして「その日のうちに終わらせなくてはいけないもの」「明日の朝一でやるもの」「先延ばしでもいいもの」に分類します。蛍光ペンなどで分類します。寝る前にそのメモを見て、「明日はこれからやろう!」と決めます。やることを明確にしてから寝ると、夜中に心配で起きなくなると思います。
視覚効果は絶大です。書くだけで頭のなかも整理できるので、まずはタスクを書き出しましょう!(東京都 40代後半 女性 専業主婦)
◆オンとオフのメリハリをつけよう
私も社会人2年目は同じような状態でしたが、幸いにも負のループから抜けることができました。
自分の場合は「一生懸命に頑張る」ことが仕事をする目的になってしまい、ゴールがわからない状態でした。ですので、残業・休日出勤は当たり前で慢性的に寝不足になり、いつまで経っても簡単な仕事も終わらない状態だった記憶があります。
あるときから「休みはしっかり休む。エンジョイするために要領よく仕事を終える」ことを目的に切り替えたところ、残業もかなり減らす事ができました。
寝不足はやはり仕事の敵です。なるべく7時間、少なくとも6時間は寝られるように、家に帰ったらお仕事のことは忘れてしまうのがいいと思います。また、しっかりと湯船にお湯を張ってゆっくり浸かると落ち着きますし、自然に身体がリラックスモードになれますよ。(埼玉県 30代後半 男性 会社員)
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8月23日(金)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年9月31日(土) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀