木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMのラジオ番組「木村拓哉 Flow」(毎週日曜 11:30~11:55)。
5月11日(日)、18日(日)、25日(日)の3週にわたり、お笑い芸人のロバート・秋山竜次さんを迎えてお届けします。
5月11日(日)の放送では、ロバートのメンバー・山本博さん、馬場裕之さんのお話を伺いました。この記事では、山本さんについて語ったパートを紹介します。
1978年生まれ、福岡県北九州市出身の秋山さん。「福岡県の博多とか、博多弁でもない北九州市です。その昔、炭鉱があったり、工業の感じでしたね」と語ると、「だから割とパワフルなんですね」と語る木村。
これに秋山さんは「パワフルですね。親父もそうですし、周りもみんなパワフルでしたね」と、懐かしそうに語ります。
そして話題は、ロバートのメンバーについて。木村が「山本(博)くんが、今現在プロボクサーでもあるんですけど。あと、馬場(裕之)ちゃん」と話すと、秋山さんは「(馬場は)料理ですね。変なんですよ、このトリオ。っていうかこの2人。僕が一番変なやつのつもりなのに、結局、僕が一番ベーシックみたいになっちゃって」と語りだします。
「だって何なら、相方(博)も今はボクシングのライセンスどころか、試合はやったんですけど、それも試合で勝ったんですよね。(芸人を)やりながら。この間、たまたまテレビを観ていたら、井上尚弥さんの試合のときに(※2024年5月におこなわれたボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、井上尚弥VSルイス・ネリ戦)、先輩方とか、いろんな人から『なんで博がいるんだよ?』って、すごいLINEが来て。」と当時を回顧。
「それで、ネットを見たりして探したら、井上尚弥さんの横のほうであいつがベルトを持っているんですよ。協会のジャンパー着て、本当に姿(芸人のオーラ)を消して。『お前、何やってんの?』って聞いたら、『いやいや、前からやってたし。今、急に言われても、ずっと俺はこれをやっていたよ』ってLINEが入ってきたんですよ(笑)」と明かします。
続けて「協会に入って、インスペクター(※試合当日の出場選手の当日計量、使用グローブの配布、出場選手の誘導、試合終了後の選手の医務室への誘導など、試合進行に係る業務全般を担う役割)という仕事なんですかね? ちゃんと選手のことをケアして、ついて行って、トイレを見て、とか。要は、選手がドーピングとかやっちゃいけないこともあって、それもあり、とにかく全部世話をする協会の人らしいんですけど。あいつがそれを、ジャンパー着て普通にやっていたんです。みんな、『何であいつがいるんだ?』みたいになっていて」と説明。
さらに秋山さんは、「僕、本当にそこに気づかなかったです。何なら、(クリエイターズ・ファイルなどで)わざわざコントやるために衣装を発注して、『リアルに(見えるには)どうしよう?』ってやって近づけているのに、『自然にリアルなやつが周りにいた!』っていう。それは勝てない」と話すと、木村も「“自然にリアル”っていうのはもう最強だからね」と納得の表情を見せました。
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2週目となる18日(日)の放送では、ロバート結成秘話などについて伺いました。
<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow
放送日時:毎週日曜11:30~11:55
パーソナリティ:木村拓哉