スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
12月21日(日)の放送では、「非凡な才能と来世の関係」を尋ねるリスナーに、江原が魂の視点から答えました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
歴史的な建築家や発明家、アスリートなど、あらゆる分野で名を残している方々は、現世での目的を果たすために非凡な才能を与えられて生まれてこられたのでしょうか。そのような場合、才能は現世のみで、来世に影響することはないのでしょうか。お教えいただけますと幸いです。(千葉県 55歳 女性 会社員)
<江原からの回答>
魂は積み重ねですから、これまでの命、そして来世と積み重ねていくものです。今が来世を決めていることでもある。だからこそ大切にしないといけません。
それと、相談者さんに1つお伝えしたいのは、名を残した方々の多くは、生きているときには評価されていないことが多いということです。その方々の苦労を見ていないから、「うらやましい」と思ってしまう。もし非凡な才能をうらやましく思うのなら、「その人たちがした苦労も欲しい」と思わなければいけません。楽をして名を成したかたはいないんですよ。
例えば、画家のルノワール。今は名画家として知られていますが、生前は評価されていなかったんです。(ルノワールが描く女性の絵も)当時は“腐った肉”とまで批判されていた。亡くなってから評価される芸術家は本当に多いんです。
また、音楽家のヴェルディなどは、生きているときにある程度の名声を得ましたが、そのお金で音楽家のための養老院(音楽家のための憩いの家)を作りました。後進の音楽家たちが最期をそこで過ごし、若い留学生に教えたり、お互いに歌い合ったりできる場所を残した。
そうやって名を成す方というのは、やはり後世のことを考えているものです。日本の財界などでも、名前が残っているかたは「何を残していくか」という愛を持っています。自分のためだけで頑張って名声を得たという方は、私はあまり聞いたことがありません。
愛を持って後世のために生きている方は多い。エジソンも何もかもみんなそうです。このお悩みから学んでいただきたいのは、「才能の源は愛なのだ」ということ。そして、その愛が来世につながります。 これは建築家や音楽家に限らず、どんな人の人生も同じだということなんですね。
パーソナリティの江原啓之、パートナーの奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「あなたが残せる“愛”は何ですか?」
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子