スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
12月24日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた、さまざまな相談メッセージを紹介。江原がアドバイスをお届けしました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
「因果応報」という考え方について、気になることがあります。
過去に仕事などで傷ついたことなどを忘れたいのですが、ふと思い出して悲しい気持ちになるのです。本当は忘れたいと思いつつ、私が忘れてしまったら、相手が意地悪をしたことを覚えている人がいなくなり、その罪もなくなるのではないか、と思っているからかもしれません。
誰かが覚えていても、忘れていても、良いおこない・悪いおこないの報いはあるのでしょうか? 先に進みたいのですが、なかなか進めず、何かアドバイスをいただきたいです。
<江原からの回答>
江原:「因果応報」という言葉がいけないですね。この世には、1つの法則として「因果律」というものがあります。自ら蒔いた種は、必ず自ら刈り取る。自分がしたことが返ってくるということです。
それを、「因果応報」というと、“罰あたり”のような、怖いお叱りみたいな感じがしますが、それは違います。「因果律」とは、言葉を変えて言えば“リベンジ”なんです。リベンジと言うのも、悪いように思うかもしれませんが、私たちがどれだけ失敗しても、やり直すチャンスがあるということ。それを、「因果応報」と言うからいけないのです。
そうではなくて、失敗した人も“追試”“再試験”がある。だから、そこでクリアすれば良い。自分が間違っていたと思うのなら、そこで「ごめんなさい」と思ってクリアすれば良いんです。
その分、人が認めてくれていないように見えても、良いことをしたら必ず誰かが見ていたり、または、後から全然違うときに返ってきたりします。だから、親切が無駄になることはない、ということです。相談者さんには、考え方をこう切り替えてほしいです。
話は変わりますが、古い映画に「素晴らしき哉、人生!」という作品があります。人生にくたびれ果てて、川に橋から身を投げて死のうかと思っている人が、「今までと違う人生だったらどうだったのか?」というのを、おじさんの天使が来て見せてくれるんです。そして、「お前が生きた道は間違ってなかったんだよ。こんな多くの人が救われていたんだよ」ということを見せてくれる、すごく良い映画です。この作品を観たら心が温まると思います。相談者さんも、それで幸せになっていただきたいなと思います。
江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「不幸の三原則は、“自己憐憫・責任転嫁・依存心”です」
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12月24日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年1月1日(月・祝)AM 4:59
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/