TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、ベッキーさんと関根勤さん。ここでは、「森田一義アワー 笑っていいとも!」(フジテレビ系)の「そっくりさん」コーナーの話で盛り上がりました。
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(左から)ベッキーさん、関根勤さん
◆「本来は“腐った”に反応しちゃう」(ベッキー)
ベッキー:何年か前に英会話のレッスンを受けていたときに、たまたま「笑っていいとも!」の話になって。外国人の先生だから、「それはどういう番組なの? 説明して」って言われたんですけど“……説明しづらいな”と思って(笑)。
関根:ハハハ(笑)。
ベッキー:そのときは「みんなでゲームをやる番組です」って言ったんですけど。
関根:クイズをやったり、面白い人も出てきたりね。
ベッキー:そうですね。かといって、トーク番組でもないですし。
関根:一般の人も出てきたしね。「そっくりさん」のコーナーとか。
ベッキー:ありましたね! あのコーナーですごかったのが、推薦者(そっくりさんを紹介する人)が登場したときに、関根さんが推薦者の方を何かに例えるんですよ。
関根:はいはい。
ベッキー:あれって、ぶっちゃけ大変じゃなかったですか?
関根:あれね、もちろん浮かばないときもあったんですけど、例えば“(表情が)暗いな”と思ったときは、そのまま「暗いですね」って言うとかわいそうだから、「昨日、2冊目の詩集を書き上げました」っていうふうに言ったり。
ベッキー:あぁ~! 私がそのときにすごいびっくりしたのが、(推薦者で)ふくよかな女性が出てきたんですけど、それを“ポッチャリ”とかじゃなくて「ミスイタリア」みたいな、すごくポジティブな言葉で例えていて“すごいな!”と思ったんですよね。
関根:(相手は)一般の方じゃないですか。だから、一生に1度しか出ないかもしれない場所で、傷つけちゃったらトラウマになっちゃうでしょ? その相手が芸人だったら別にいいんですよ。
ベッキー:そうですね、プロだから。
関根:そう。「なにを言ってるんですか!」みたいに返せるからね。それで、このあいだ(その例えの)ルーツを発見したんですよ。
ベッキー:何ですか?
関根:高校時代に、友達に女の子を紹介してもらったんですけど、その女の子と話していたときに、「関根くんって、エルヴィス・プレスリーが腐ったみたいな顔をしているね」って言われて(笑)。
ベッキー:ハハハ(笑)! でも、それはちょっと酷すぎません?
関根:でもさ、元がプレスリーじゃん?
ベッキー:あっ、そこですか!?
関根:“え?”って思ったんだけど、本屋さんに置いてあるミュージック本に載っているプレスリーを見て“僕は、これが腐った顔なのか”って(笑)。ほら、“腐っても鯛”という言葉があるじゃない?
ベッキー:ありますけど……本来は“腐った”っていうほうに反応しちゃうと思いますよ。
関根:そう。だからそのときに、一流の人を被せると悪い言葉も緩和できるんだな、って思ったのかもしれない。
ベッキー:確かに! すごいなぁ。
<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/speakeasy/