山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。2月22日(水)の放送では、お笑いコンビ・どきどきキャンプの佐藤満春さんを迎え、お送りしました。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、佐藤満春さん
“サトミツ”こと佐藤満春さんは、どきどきキャンプでの活動以外に、放送作家としても引っ張りだこ。そして、ラジオパーソナリティ、バンド「サトミツ&ザ・トイレッツ」、さらには、名誉トイレ診断士や掃除能力検定士の資格を持ち、お掃除関連でも人気を博すなど幅広い分野で活躍しています。
そんなサトミツさんに、まずはこの日の番組テーマ“アレの名前なんていうの?”にちなんで、名前が分からないものを聞いてみると、「地元とかで旧友に会ったときに『テレビにもっと出られるといいね!』と言われることがあって、そういうときになんて言い返せばいいのか、その感情をどう表現したらいいのか、それをずっと考えているんですよね」と長年の悩みを告白。
それを受け、れなちから「“人の人生の方向を勝手に決めんじゃねーよ現象”でいいんじゃないですか」との提案が。これにサトミツさんは「だいぶ口の悪い(苦笑)。芸人はテレビに出るものだと思っているんですよね。こちらの感情、価値観は知らずにね。それを簡単に伝えるのは難しいことだから」と返すと、れなちとしては「今、自分がやれることをやっているのに、それは何か違う気がするんですよね」とちょっと不満が残る様子。
そんなサトミツさんは、2月17日(金)に著書「スターにはなれませんでしたが」(KADOKAWA)を出版しました。こちらは、サトミツさんファンの編集者が企画した本で、サトミツさんの考え方、価値観の変遷や人からの見られ方、自分自身の才能の受け止め方などが書かれた、かなり濃い内容になっています。既に読み終えたれなちは「胸に刺さりすぎてしんどいです(笑)」と絶賛します。
また、執筆時のエピソードとして、「自分が苦しかった時代のことって、意外と記憶を消していることが多くて。振り返ってみると、楽しいことだけじゃなかったし、そのつらかったフタをいっぱい開けてしまったので、吐きながら書いていました(笑)」と話すサトミツさんに、れなちはも「記憶を消していることが多い……分かります」と共感。
また、サトミツさんは「(周りにオードリーの)若林(正恭)くんとかがいてくれた。(思いを)共有できる人が近くにいたので、それこそ、ムカついたことなどを1人で抱え込まなくて済んだのはすごくラッキーだったし、それが時を経て、こういう形で本が出せたのはすごくありがたかった」とも。
これで“エッセイスト”という肩書きが新たに加わったサトミツさん。いろいろなものに興味を示す好奇心旺盛な人かと思いきや、実は「僕はあらゆるものに興味がないんですよ」と打ち明けます。というのも、どれも仕事だからやっているものばかりで「番組がなかったら何もしていないと思う」と語ると、れなちも「わかる!」と同意。
もちろん、好きなこともたくさんあって、Jリーグやライブを観に行ったり、フットサルをするのは楽しいものの「盛り上がるのはその瞬間だけで、すぐに(現実に)戻っちゃう」と寂しそうに話すサトミツさん。
さらには「なんか、いろいろなことに冷めているんですよね……それが自分のなかでもすごく嫌。ただ、そうした“俯瞰力”って、仕事では役に立つこともあると思う」と語るサトミツさんに、大きくうなずくれなちでした。
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聴取期限 2023年3月2日(木) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/darehana/