山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」
(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。4月23日(水)の放送は、[Alexandros]の川上洋平(かわかみ・ようへい)さん(Vo&Gu)と磯部寛之(いそべ・ひろゆき)さん(Ba&Cho)が登場。この日にリリースされたアルバム『PROVOKE』について伺いました。
(左から)磯部寛之さん、パーソナリティの山崎怜奈、川上洋平さん
◆大事な日はいつも“雨”!?
れなち:今日の番組メッセージテーマが“わたしの周りのナゾなこと”なのですが、最近ナゾなことは起きましたか?
川上:僕自身のナゾがあって……家に近づくとトイレに行きたくなるんですよね。
磯部:確かにナゾだな。
れなち:安心感というかホッとするんですかね?
川上:多分そうなんでしょうね、最近気づきました。
れなち:磯部さんはいかがですか?
磯部:我々、なぜか大事な日に雨が降るんですよ。
れなち:あ! 確かに今日も……。
磯部:アルバム発売日で、昨日まで晴れていたのに(雨が降っている)。
れなち:(メンバー内に)雨男がいるんですかね?
磯部:もしかしたら、家に帰るとトイレに行きたくなる誰かの可能性もありますけど(笑)。
川上:いや……僕なのか、それとも同日発売のGLAYさんなのか。
れなち&磯部:ハハハ(笑)!
磯部:人のせいにしちゃダメ(笑)。
◆川上「かなり満足しています」
れなち:3年ぶりのオリジナルアルバム『PROVOKE』が4月23日(水)にリリースされました。PROVOKEは“挑発する”“刺激する”という意味ですが、どうしてこのタイトルを付けたのですか?
川上:実は昔、デビューする前に無料配布CDみたいなのを作っていて、それが“気取ったアーティストに対する挑発”っていう意味の「Provocation to Noble Artists」というタイトルだったんですけど、アルバム(制作の)終盤にそれを思い出して“PROVOKEを使いたいな”と。それで、このタイトルをつけてみたら、今回の作品で言いたかったこととハマったのでつけました。
れなち:この単語を“どこかのタイミングで出したい”っていう思いは、ずっとあったのですか?
川上:全然なかったんですよ。でも、今回の15曲が完成したときに“わりとPROVOKEなことを言っているな”と思って。
れなち:ちょうどしっくりきたのですね。あと、番組スタッフと話していたんですけど、音がシンプルでクリアに聴こえたり、音にもこだわって作られたのかなと感じました。
川上:本当ですか、うれしいですね。今回のミックスのエンジニアさんが、Little Simz(リトル・シムズ)やADELE(アデル)などをやっている方にお願いしたんですけど、もう音作りが素晴らしくて! 1曲目の「PROVOKE」だったり、エレクトロ系の曲は彼に頼んでいるんですけど、例えば、日本語独特の“たちつてと”の“ちつ”って音をうまく削るんですよ。ものすごく込み入ったことをやってくれています。
磯部:我々もこだわって音を作っていますけど、そこをさらに化けさせて返してくれるという、まさに化学反応的なことが起こったなと思います。
れなち:あと歌詞カードも、ただ歌詞が載っているのではなく、例えば“武者震い”という文字が震えているレイアウトになっていたり、「金字塔」という曲はピラミッド型に歌詞が書いてあったりして、めちゃくちゃ凝って作られていますね! これは誰のアイデアですか?
川上:私です。この3年間で“(曲数は)15曲ぐらい”“ジャケットはこんな感じ”という構想がずっとあって、歌詞カードもちゃんと作りたかったんですよ。
れなち:配信でも聴ける時代だからこそ、アルバムで(聴いてほしい)と……。
川上:そうですね。3年間は本当にアルバムのことしか考えていなかったので、我々も出来栄えにかなり満足しています。こんな充実した作品を世に放って、ちょっと寂しい気持ちもあったりするんですけど……。
れなち:自分の手を離れて?
川上:そうですね。“自分だけの楽しみ”みたいなところもあったんですけど、これからは皆さんが可愛がっていただければと思います!
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4月23日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年5月1日(木) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈