スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
8月3日(日)放送では、リスナーから寄せられた「婚旅行中の天気に関する不思議体験」について、江原がコメントしました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
葬儀社に勤めています。先日、交流のあったお客様が亡くなりました。すぐにご挨拶と手を合わせに伺ったのですが、亡くなった日の夜中12時頃、木魚(もくぎょ)らしき音が耳元で「ポン!」と1回だけ派手に鳴りました。この音は、亡くなったお客様からのメッセージだったのでしょうか。
<江原からの回答>
こういうことは起こりますね。昨日、たまたま姉からこんな話を聞きました。姉が車を運転していたら、助手席のほうから数年前に亡くなった夫の香りがしてきたそうです。姉は「あっ、夫が来ている!」とすぐにわかったそうですが、助手席に猿のぬいぐるみ置いていたので「ここはお猿の席だからダメ」って言ったそうです。その話を聞いたときに「普通は嬉しいでしょ?」と言ったら、「それはそれ。これはこれ」と、割り切っていると話していました。やることがちょっとおかしいですよね(笑)。
実際に、そういう知らせはよくありますね。私も幾度も経験してきました。若いときに、警備員のアルバイトをしたことがあるのですが、駐在所にいたら天井から岩が落ちるような「ドーン!」という音がしたんです。慌てて外に出て見上げてみても、何もなかったんです。そうしたら、すぐに電話があって、姉が「親戚のおじさんが亡くなった」と伝えてきたんです。それで「ああ、おじさんはそれを知らせに来たんだな」と思いました。
他にもあります。私が15歳のときに母が亡くなったのですが、そのとき私は母の病室の隣で寝ていたんです。そうしたらふと、「啓之」と私の名前を呼ぶ母の声がしたので、驚いて起きて隣の病室へ行ったら、ちょうど臨終でした。逝くときに声をかけてくれたんですね。私の母は死に目をすごく大事にしていた人なので、その思いの強さが知らせとして伝わったのでしょう。伝えたい人の気持ちの強さは関係すると思います。
相談者さんの場合も、お相手に「ありがとう、これから逝きます」という気持ちがあったのでしょう。その思いが木魚の音として伝わったのだと思います。そして、あなたには“人の心に耳を傾ける気持ち”があったからこそ気づいたのでしょう。
私のように「私のことでみんな騒がないで」という気持ちの人は誰にも知らせずに逝くと思いますし、それは人それぞれの考えがあると思います。どちらにしても、人との心の交流、つながり、絆、そういったことが大切です。あの世に逝けばまた会えますし、最期の瞬間だけにこだわるよりも、その時々の心のやり取りのほうが大事かな、と思います。
江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「すべての命に耳を傾けることが大切です」
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子