TOKYO FMで放送中の月替わりパーソナリティによるラジオ番組「太田胃散 presents Friday Night Party」(毎週金曜日 19:00~19:30)。9月は「金曜日の志磨遼平」と題して、ロックバンド・ドレスコーズの志磨遼平がパーソナリティを担当しています。
9月8日(金)の放送では、志磨がニューアルバム『式日散花』の制作エピソードを披露しました。

パーソナリティの志磨遼平
◆最新アルバム『式日散花』の収録曲を解説
ドレスコーズは9月13日(水)に、9枚目のアルバム『式日散花』をリリースします。2022年10月にリリースした『戀愛大全』とは対になる作品となります。今回の放送では、「ニューアルバム『式日散花』セルフライナー」と題して、志磨がアルバムの楽曲を収録順に紹介しました。
1トラック目の「ラブ、アゲイン」は発売後の解禁のため、解説は次回以降に持ち越し。2曲目の「少年セゾン」について、志磨は「この夏のナンバーワンサマーチューンです。僕はこの曲と一緒に夏を過ごした気がしますね。みなさんも夏の思い出とともに、この曲がBGMになってくれていたら幸いでございます」とコメントします。
続く「若葉のころ」は、1996年に放送された同名のテレビドラマ(TBS系)を意識しながら制作した楽曲と解説。リードトラックとなる「襲撃」のMVは「最低なともだち」「少年セゾン」に続いて山戸結希監督が担当。3部作となるMVが注目を集めました。志磨は「素晴らしいビデオを撮っていただきました。撮影中は暑かったんですよ。夏の断崖絶壁を1日中走り回って撮影しました」と振り返ります。
5曲目「メルシー、メルシー」の曲調を大滝詠一の楽曲「空飛ぶくじら」になぞらえ“くじら系”と称した志磨は、「こういう曲を作るのが得意で、秋にピッタリかなと思っています」と話しました。「最低なともだち」について、志磨はドラマの主題歌になりそうな曲をイメージして作ったと明かし、「誰からも頼まれてはいないけど、勝手に作った架空のドラマの主題歌という感じです」とコメントしました。
「在東京少年」は、志磨にとって憧れの街だった“東京”を歌った曲であり、少し大人のディスコソングをイメージして制作。続く「罪罪」は、志磨の子ども時代に流行っていた楽曲を意識したそう。「1980年代後半から90年代の頭ぐらいの日本のヒットチャートに入っていた音楽から無意識に影響を受けているので、その頃のポップスをイメージして作ってみました」と解説します。
アルバムのラストを飾る「式日」は発売後の解禁。志磨は「僕はとってもこの曲を気に入っています。『式日散花』というアルバムのテーマとなる曲、エンディングテーマというか。この曲がアルバムの根幹、主題、コンセプトすべてを背負っています。来週のアルバム発売を待ってください」と強い手応えを感じているようでした。
アルバムのCD盤には、映画「零落」の主題歌となった「ドレミ」がボーナストラックとして収録。セルフライナーを終えた志磨は「アルバム全曲を通して聴いてくださいね!」と語りました。
◆コロナ禍を機にピアノに触れる
番組では、「太田胃にゃんトーク!」と題して、太田胃散の公式PR大使である“太田胃にゃん”からの質問に志磨が答えました。
質問:制作活動のなかでこれだけは外せないものは何だニャン?
コロナ禍による外出自粛期間中、志磨はピアノを始めたそう。「(作曲で使う楽器は)今はギターが6割、ピアノが3、4割ぐらいかな」と回答しました。
質問:ストレス発散は何をするニャン?
ストレスがあるときはお酒を嗜む志磨。「曲を作っている制作時期に寝ようとすると、頭が高速回転しているので落ち着くまで時間がかかるんですよね。そういうときはお酒を飲んで寝ますね」と語りました。
太田胃にゃんの X公式アカウントでは、さまざまなお知らせに加えて、胃にゃんの日々の呟きを見ることができます。9月15日(金)には、番組と連動したキャンペーンを実施予定。ぜひ、チェックしてみてください。
9月15日(金)の放送ではピースの又吉直樹さんがゲストに登場します。お楽しみに!
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9月8日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年9月16日(土) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:太田胃散 presents Friday Night Party
放送日時:毎週金曜日 19:00~19:30
放送局:TOKYO FM
出演者:志磨遼平(2023年9月パーソナリティ)