モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。この記事では、10月14日(月・祝)~10月18日(金)の放送から、ニュースを象徴する1つの数字にスポットを当てるコーナー「SUZUKI TODAY’S KEY NUMBER」で取り上げたトピックを紹介します。
(左から)吉田明世、ユージ
◆衆院選で重要視 景気・雇用・物価高対策「57%」
共同通信社が10月12日(土)と13日(日)、衆院選に対する有権者の関心や支持動向を探るため、全国電話世論調査を実施しました。その調査結果によると、比例代表の投票先で最多は自民党26.4%で、次いで立憲民主党12.4%でした。
今回の選挙で「あなたは何を最も重視して投票しますか?」という質問に対して最も多かった回答は、「景気・雇用・物価高対策」(57%)でした。次が「年金や社会保障」(38%)で、「子育て・少子化」(20%)、「外交・安全保障」(16%)、「政治とカネ問題」(14%)などが挙がっていました。
ユージは、「僕は子どもが4人いる現役子育て世代なので、やっぱりどうしても子育てや少子化問題っていうのは気になる部分。そうなってくると、子育てをしていくうえでお金がかかるから物価高も困るというところで、物価高対策も気になる政策の1つですね」と自身の考えを示しました。
◆核兵器の廃絶を訴え「68年」!ノーベル平和賞は『日本原水爆被害者団体協議会』
今年のノーベル平和賞が10月11日(金)に発表され、68年にわたり被爆者の立場から核兵器廃絶を世界に訴える活動を続けてきた日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)が選ばれました。
被爆者健康手帳を持つ人はこの10年間でおよそ8万6,000人減っており、原爆投下から80年となる来年、初めて10万人を下回る可能性があるということです。悲惨な体験をどのように伝えて、核廃絶につなげていくにはどうすればいいのか、大きな課題となっています。
ユージは「(日本被団協が)もう少し早く受賞されてもよかった気もするんですけど、本当によかったですね」と今回の受賞を称えていました。
◆衆議院選挙 立候補した女性は「314人」で過去最多
衆議院選挙が10月15日(火)に公示され、1,344人が立候補しました。そのうち女性は314人で、これまで最多だった2009年衆議院選挙の229人を上回り、過去最多となりました。自民党、立憲民主党が女性を重点的に擁立したことが要因となっています。
ユージは、「本来は、“男性だから”とか“女性だから”っていうのではなくて、今の時代は実力で見るべきだから、そうなってくると、どんどんバランスが取れてくるのは当たり前のことなのかなと思う」と話していました。
◆来年の春闘賃上げ目標 中小企業は「6%以上」
労働団体の連合は10月16日(水)、来年の春闘について基本構想の案をまとめました。このなかで、来年の春闘では高い水準となった今年と同じ定期昇給分を含めて、5%以上の賃上げを要求する方針を固めました。中小企業向けは、さらに上乗せして6%以上の賃上げを要求する見通しです。
このトピックに、ユージは「日本の産業を支えていくのは大企業だけじゃなくて、中小企業がやっぱり多くを占めていますから、中小企業もすごく大事。ですから、この賃金の格差をなくしていくことが大事なのかなと思います」とコメントしました。
◆育休取得男性『復帰後、気まずく感じた』は「41.5%」
明治安田生命保険が「子育て」に関するアンケート調査を公表。その調査結果によると、育休を取得した男性は、昨年比2.6ポイント増の33.4%でした。取得日数も、昨年より1日増えて平均42日と、過去最高値を更新しました。
一方で、育休取得後の職場の雰囲気については、育休を取得した後に職場で「気まずく感じた」という男性は41.5%でした、この数値に、ユージは「わかる気がする」と納得の様子。
また、育休取得に気まずさを感じないために、あったらいいと思う制度について聞くと、最も多かった回答は「人員の補充」(24.7%)で、吉田は「やっぱり人が足りていないなか、自分が育休を取ることで、みんなが大変になってしまうという思いがその気まずさを生んでいるということですよね」と推察していました。
<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世