山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」
(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。今回の放送は、5人組ロックバンド・Hedigan’s(ヘディガンズ)の河西“YONCE”洋介(かさい・ヨンス・ようすけ / Vo.& Gt.)さんと大内岳(おおうち・がく / Dr.)さんが登場! ここでは、ファーストアルバム『Chance』について伺いました。
(左から)河西“YONCE”洋介さん、パーソナリティの山崎怜奈、大内岳さん
◆高2でバンド結成…2人の出会いは?
れなち:Hedigan’sは、昨年デジタルリリースされたファーストアルバム『Chance』を1月15日(水)にCDで発売されました。このCDには、バンド結成後の初ライブ「EPOCHS Music & Art Collective 2023」の音源がフル収録されているということですが、なぜこのタイミングで入れようと思ったのですか?
YONCE:配信したものと差別化を図りたかったというのと、“バンドで初めてステージに立った模様を聴いてもらう”なんていう恥ずかしいことは、このタイミングを逃すともうできない(笑)。
大内:そうだね(笑)。
れなち:お2人はずっと一緒に音楽活動をされていますが、何年ぐらい一緒なのですか?
大内:高2で知り合って、高3になる直前でバンドを組みました。
れなち:そもそも何がきっかけで知り合ったのですか?
YONCE:(学校は)バラバラだけど、溜まり場にしているライブハウスがあって。そこがすごく暇なライブハウスというか(笑)。土日以外は店長がずっとYouTubeを観ている感じだったので、僕らも放課後とかにそこに集まって、いろんなバンドのライブ映像を一緒に観て、“こういう感じがいいよね!”って親睦を深めていくうちに(一緒にバンドを)やるようになりました。
れなち:音楽が好きで(活動を)始めて、それが今は仕事になっていますが、オン・オフの切り替えみたいなものはあまりない感じですか?
大内:今は特にないかな。
YONCE:そうだね。
れなち:昔のほうがありました?
YONCE:僕はSuchmosというバンドをやっているんですが、それがバリバリ動いている時期は、ちょっとスイッチがバカになっちゃっている時期はありました。家に帰ってきても、あまり気の抜けない感じがあって“なんでだろう? 俺は好きでやっているんだけど……”みたいな。でも、それって音楽以外のことで忙しくなったからだと思うんですよね。でも今は、どこに行ってもあまり変わらない感じになったので(笑)。
◆リード曲「再生」制作裏話
れなち:アルバムには優しいタッチの心地よい曲もあれば、激しい曲もあって、めちゃくちゃ面白く聴かせていただきましたが、曲順はどうやって組んでいったのですか?
大内:とにかく曲を増やしていって。
YONCE:いっぱい並べていった感じですかね。
大内:曲順が決まったのは、アルバムができあがる直前とかだったよね。
れなち:完成した順番とかでも別になく?
YONCE:そうですね。僕が何年も前に弾き語りで作っていた曲だったり、他のメンバーが持ってきた曲、このアルバムの制作に向けてみんなで作った曲もあって。そういう意味でバラエティ味が出たのは、それぞれのパーソナルの趣味から出ているものなのかなって思います。
れなち:リード曲「再生」はどのように作られたのですか?
YONCE:これは、僕が手がけた歌詞があって、それをギターの(栗田)将治に渡したら一晩でデモになって返ってきたっていう。
大内:恐ろしい男です(笑)。
YONCE:将治はデトックスも兼ねて音楽を作る人で、逆に作っていないと気持ち悪くなっちゃうタイプなんですよ。だから、思考性を与えるとそれを汲んで具現化してくれるので、信頼しているメンバーです。
<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈