スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
4月20日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
今回ご相談したいのは、「女性になりたい」と願う息子のことです。この春から高校に通うのですが、スカートをはいて登校したいと言っています。男性の容姿でスカートをはくことにより、いじめに遭わないか心配です。
しかし最近では、本人の思いを尊重してあげたいとも感じ始めています。スカートで学校に通うことで、さまざまな嫌な思いをする可能性もありますが、そのとき、どのような心構えやサポートをしてあげればよいのでしょうか? それとも、スカートをはいて登校するのは、もう少し先にした方が良いと思われますか?
<江原からの回答>
親子でこのような話ができるというだけでも、今は良い時代になったのだと思います。一昔前であれば、息子さんも「スカートをはきたい」なんて言い出せなかったでしょうし、話題にもできなかったはずです。それが言える時代になったということを、まずは受け入れる必要がありますね。
スカートをはくかどうかについては、本人がはきたいのであれば、ぜひ、はけばいいと思います。今はそういう時代ですし、ファッションの世界でも男性がスカートを着るスタイルはあります。それに、スコットランドの伝統衣装にも男性用のスカート(キルト)がありますよ。私自身もスカートファッションでステージに立ち、歌を歌ったことがあります。そういうものは、今や普通に存在しています。
もちろん、ファッションと学校の制服では事情が異なるかもしれませんが、「いじめに遭うかどうか」という点については、最終的には本人のあり方に大きく左右されるでしょう。本人のキャラクターや態度次第でもありますから、堂々としていればいいのです。たとえ周囲から「お前、スカートはいてるのかよ!」などと言われても、「そうだよ、今日からスカートだよ~」と明るく楽しそうに応じていれば、「そういうファッションなのかな」と受け入れられるはずです。何か言われたとしても、「古いなあ」「今はもう時代が違うんだから」と返せばいい。それが大事です。
お母さんが本人の思いを尊重してあげたいと考えていることも、とても素晴らしいことだと思います。まさに「温故知新」。昔の価値観を大切にすることも必要ですが、新しいことを柔軟に受け入れていく姿勢も、今の時代には欠かせませんね。
奥迫協子、江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「自分を表現することは悪ではありません」
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4月20日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 4月28日(月)AM 4:59まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子