山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」
(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。5月19日(月)の放送は、少し早めの夏休み中のれなちに代わり、フリーアナウンサーの吉田明世さんがパーソナリティを担当。そして、ゲストコーナーには、収納王子コジマジックさんが登場! 吉田さんが頭を悩ませているキレイに収納する方法や子どもの作品の保存方法について伺いました。
(左から)代演パーソナリティの吉田明世さん、コジマジックさん
◆“片づけ”で大切なことは?
吉田:私、片づけについて悩みがありまして、キレイに収納するために1回すべて出して、たたみ直してキレイに入れ直すことをするんですけど、3日も続かないんです。
コジマジック:大切なことが1つ抜けていて、お片づけの順番って「出す」「分ける」「しまう」なんです。そのなかで一番大切なポイントが「分ける」で、これを間違っている人がすごく多い。
吉田:どういうふうに分けるのですか?
コジマジック:アイテム別に分けるのも大切ですけど、例えば(モノを)減らそうと思ったときに「いるモノ or いらないモノ」に分けようとする方が非常に多くて、片づけが苦手な方って“処分すること”が苦手なんですよ。これを最初にやるからしんどくなっちゃう。そうじゃなくて“あなたが使っているかどうか”で分けるのがポイントです。要は自分の思いを乗せるとしんどくなるので、その事実のみで分けるのがすごく大切です。
吉田:確かに!
コジマジック:あと僕はいつも「片づけをするときは“捨てる”という考え方を捨ててください」って言うんですよ。捨てるのが苦手な人がそこを考えてもキリがないですから。それに“使ってない”に分けたとしても捨てなくていいんです。
吉田:捨てなくていいんですか?
コジマジック:収納スペースというのは使っているモノを収納する場所なんですけど、(片づけが苦手な人は)使っていないモノ、捨てたくないモノを隠す場所にしている。
吉田:奥のスペースにしまっています。
コジマジック:それがダメなんです。収納スペースには使っているモノを収納する。そして、使っていないモノは一番目立つ場所に置くんです。
吉田:え!? ずっと使わないのに目立つ場所に置いてどうするんですか?
コジマジック:目立つ場所にあると気になってしょうがないじゃないですか。すると、使わないモノに意識が働いて“なんとかせなあかんわ”って思うようになって、誰かに譲ったり、売ったり、寄付したりして手放そうとするんです。そして、おのずと必要なモノだけが残ります。
◆増え続ける子どもの作品
吉田:もう1つ悩みがありまして、子どもの作品がどんどん溜まっちゃって。「写真を撮って捨てる」というアドバイスを聞いたんですけど、それもちょっと……。
コジマジック:僕も小学生の子どもが2人いますが、子どもってやっぱり(自分が作ったモノを)飾ってほしいんですよね。なので、まずは飾る場所を決めてあげる。それで、これは飾るスペースや家庭によりますが、我が家では“3ヵ月間だけ飾る”と決めています。
子どもが学校から作品を持って帰ってきたら、まずその作品に日付を書いてください。そして、子どもに作品を持ってもらって一緒に写真を撮る。この写真がスマホに溜まっていったときにアルバムを作りましょう。そして、処分するときは(その作品の)かけらをとっておいて、アルバムの写真と同じ場所に貼ってあげる。そうすると、ちょっとやけれども実物もあって、子どもの成長と作品の成長を見ることができる。僕は、これが世の中で一番温かいアルバムやと思っています。
吉田:そのアルバムは愛情しかないですね!
コジマジック:いいでしょ! これって何のためにやっているかというと、親が(子どもの作品を)とっておきたいのが1つと、子どもが大人になったときに見せてあげたい、渡してあげたいというのがあるんですね。半分は子どものためだと思うので、そういう形で残してあげるのがいいんじゃないかと思っています。
吉田:親として素敵すぎます!
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5月19日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年5月27日(火) AM 4:59
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈