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デビュー45周年を迎えたEPO 音楽人生を変えた山下達郎との出会い「目の前を達郎さんが通ったんですよ。こんな奇跡ってありますか!?」
2025-06-07 (土) 20:00
放送作家・脚本家の小山薫堂とフリーアナウンサーの宇賀なつみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「日本郵便 SUNDAY’S POST」(毎週日曜15:00~15:50)。6月1日(日)の放送は、ミュージシャンのEPOさんをゲストに迎えてお届けしました。
放送作家・脚本家の小山薫堂とフリーアナウンサーの宇賀なつみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「日本郵便 SUNDAY’S POST」(毎週日曜15:00~15:50)。6月1日(日)の放送は、ミュージシャンのEPOさんをゲストに迎えてお届けしました。

◆山下達郎との出会いは“奇跡”だった
EPOさんは1980年にシュガー・ベイブの名曲「DOWN TOWN」のカバーでデビュー。楽曲は人気バラエティ番組「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)のエンディングテーマにも起用され、大きな話題になりました。透明感のある歌声と洗練されたポップスで注目を集め、「う、ふ、ふ、ふ、」など数々のヒット曲を生み出し、今なお幅広い世代に愛され続けています。
オリジナルの「DOWN TOWN」を手掛けたのは山下達郎さんですが、その出会いはまるで“奇跡”のようだったとEPOさんは振り返ります。デビュー前、レコード会社の会議で「シングル向きの曲がない」と指摘され、プロの世界の厳しさに直面したEPOさん。
「会議が終わり、RCAレコードの2階か3階かに小さなスタジオがあったんですけど、そこの外のロビーで呆然としていたんです。そうしたら、目の前を達郎さんが通ったんですよ。こんな奇跡ってありますか!?」と声を弾ませます。
中学生の頃からシュガー・ベイブの音楽に魅了されていたEPOさんは、その憧れから、「今度デビューするEPOといいます。シングルになりそうな曲がないので書いてみないかと言われて、途方にくれています。達郎さんの『DOWN TOWN』をシングルとしてリリースさせていただけませんか?」と、勇気を出して声をかけたといいます。
山下さんはこれを快諾し、その曲がEPOさんのデビューシングルとして世に出ることになりました。「おかげさまで、とても恵まれたデビューでした」と、穏やかに語りました。
◆シティポップが国内外で再注目されている理由は?
番組では、EPOさんが近年のシティポップブームについても語りました。シティポップの広まりに、「とても嬉しいですね。この10年で海外からの問い合わせも増えました」と明かします。
また、人気の理由については、楽曲の素晴らしさもさることながら、アレンジャーとプレイヤーの功績が大きいと考えます。「アレンジャーが描いた“曲の設計図”を、プレイヤーが忠実に再現するんですね。あの時代の音楽を作っていた基本は、アレンジャーの設計図の作り方と、再現するミュージシャンの力が大きかったと思います」と分析します。
また、シティポップという言葉自体は比較的新しいものだそうで、EPOさんは「(その頃は)ニューミュージックと言っていましたね」と当時を振り返ります。宇賀が「それまでは歌謡曲がメジャーだったのが、都会的なポップスに変わっていった時代ということですよね?」と質問すると、EPOさんは「そうですね。シティポップは新しい言葉だなって思います」とコメントしました。

◆デビュー45周年を記念した特別なライブを開催
2025年にデビュー45周年を迎えたEPOさん。「こんなに長くやっていくとは思っていなかったんですけど、人生のなかで音楽を突き詰めていた時間が長いから、45年も楽しんでこれたのかなと思います」と、思いを語ります。
デビュー当初は“元気なEPO”というイメージに縛られていた時期もあったそうですが、30代を過ぎてからは「自分の好きなことをやればいい」と気付き、表現の幅が広がったといいます。「そういうこともあって音楽に対して新鮮でいられたと思うのですが、ファンからしたら(音楽性が)あっちこっちに行くから混乱したと思います」と笑顔で語りました。
そんな節目の年を記念して、9月には東京・LINE CUBE SHIBUYAと大阪・サンケイホールブリーゼで「EPO ベスト・ヒット・ライヴ ~45th ANNIVERSARY PARTY!!~」が開催されます。今回のライブには、高校(東京都立松原高校出身)の同級生であるギタリストの佐橋佳幸さんや、先輩の清水信之さんの出演も控えています。「自分の45周年のお祝いですけども、みんなと元気に再会できること、一生懸命生きてこられたことってお祝いだよねって気持ちが大きいです」とEPOさんは語りました。
◆沖縄にいると暮らしを伝えたくなる
現在、沖縄を活動拠点にしているEPOさん。45周年ライブのテーマに「ヌチヌグスージサビラ(命のお祝いをしよう)」という、沖縄の言葉の意味を込めたことを明かします。沖縄生活は15年目になり、EPOさんは「ここは自分のいるところだわって思いますね。とても快適な日々を送っております」と笑顔で話します。
また、番組テーマの「手紙」にちなみ、EPOさんが“手紙を書きたくなる場所”として挙げたのも沖縄でした。「沖縄にいると、素晴らしい自然のなかで自分がどう感じているか、何を食べているのか、どんなことがあったのかを友達に伝えたくなるんです」と語ります。現在はSNSで親しい友人に日々の出来事をシェアすることが多いそうですが、その行為には手紙に似た温かさも感じました。
番組後半では、EPOさんが自身に向けて手紙を読む場面もありました。
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この日の放送をradikoタイムフリーで聴く
<番組概要>
番組名:日本郵便 SUNDAY'S POST
放送日時:毎週日曜 15:00~15:50
パーソナリティ:小山薫堂、宇賀なつみ
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(左から)パーソナリティの小山薫堂、EPOさん、宇賀なつみ
◆山下達郎との出会いは“奇跡”だった
EPOさんは1980年にシュガー・ベイブの名曲「DOWN TOWN」のカバーでデビュー。楽曲は人気バラエティ番組「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)のエンディングテーマにも起用され、大きな話題になりました。透明感のある歌声と洗練されたポップスで注目を集め、「う、ふ、ふ、ふ、」など数々のヒット曲を生み出し、今なお幅広い世代に愛され続けています。
オリジナルの「DOWN TOWN」を手掛けたのは山下達郎さんですが、その出会いはまるで“奇跡”のようだったとEPOさんは振り返ります。デビュー前、レコード会社の会議で「シングル向きの曲がない」と指摘され、プロの世界の厳しさに直面したEPOさん。
「会議が終わり、RCAレコードの2階か3階かに小さなスタジオがあったんですけど、そこの外のロビーで呆然としていたんです。そうしたら、目の前を達郎さんが通ったんですよ。こんな奇跡ってありますか!?」と声を弾ませます。
中学生の頃からシュガー・ベイブの音楽に魅了されていたEPOさんは、その憧れから、「今度デビューするEPOといいます。シングルになりそうな曲がないので書いてみないかと言われて、途方にくれています。達郎さんの『DOWN TOWN』をシングルとしてリリースさせていただけませんか?」と、勇気を出して声をかけたといいます。
山下さんはこれを快諾し、その曲がEPOさんのデビューシングルとして世に出ることになりました。「おかげさまで、とても恵まれたデビューでした」と、穏やかに語りました。
◆シティポップが国内外で再注目されている理由は?
番組では、EPOさんが近年のシティポップブームについても語りました。シティポップの広まりに、「とても嬉しいですね。この10年で海外からの問い合わせも増えました」と明かします。
また、人気の理由については、楽曲の素晴らしさもさることながら、アレンジャーとプレイヤーの功績が大きいと考えます。「アレンジャーが描いた“曲の設計図”を、プレイヤーが忠実に再現するんですね。あの時代の音楽を作っていた基本は、アレンジャーの設計図の作り方と、再現するミュージシャンの力が大きかったと思います」と分析します。
また、シティポップという言葉自体は比較的新しいものだそうで、EPOさんは「(その頃は)ニューミュージックと言っていましたね」と当時を振り返ります。宇賀が「それまでは歌謡曲がメジャーだったのが、都会的なポップスに変わっていった時代ということですよね?」と質問すると、EPOさんは「そうですね。シティポップは新しい言葉だなって思います」とコメントしました。

EPOさん
◆デビュー45周年を記念した特別なライブを開催
2025年にデビュー45周年を迎えたEPOさん。「こんなに長くやっていくとは思っていなかったんですけど、人生のなかで音楽を突き詰めていた時間が長いから、45年も楽しんでこれたのかなと思います」と、思いを語ります。
デビュー当初は“元気なEPO”というイメージに縛られていた時期もあったそうですが、30代を過ぎてからは「自分の好きなことをやればいい」と気付き、表現の幅が広がったといいます。「そういうこともあって音楽に対して新鮮でいられたと思うのですが、ファンからしたら(音楽性が)あっちこっちに行くから混乱したと思います」と笑顔で語りました。
そんな節目の年を記念して、9月には東京・LINE CUBE SHIBUYAと大阪・サンケイホールブリーゼで「EPO ベスト・ヒット・ライヴ ~45th ANNIVERSARY PARTY!!~」が開催されます。今回のライブには、高校(東京都立松原高校出身)の同級生であるギタリストの佐橋佳幸さんや、先輩の清水信之さんの出演も控えています。「自分の45周年のお祝いですけども、みんなと元気に再会できること、一生懸命生きてこられたことってお祝いだよねって気持ちが大きいです」とEPOさんは語りました。
◆沖縄にいると暮らしを伝えたくなる
現在、沖縄を活動拠点にしているEPOさん。45周年ライブのテーマに「ヌチヌグスージサビラ(命のお祝いをしよう)」という、沖縄の言葉の意味を込めたことを明かします。沖縄生活は15年目になり、EPOさんは「ここは自分のいるところだわって思いますね。とても快適な日々を送っております」と笑顔で話します。
また、番組テーマの「手紙」にちなみ、EPOさんが“手紙を書きたくなる場所”として挙げたのも沖縄でした。「沖縄にいると、素晴らしい自然のなかで自分がどう感じているか、何を食べているのか、どんなことがあったのかを友達に伝えたくなるんです」と語ります。現在はSNSで親しい友人に日々の出来事をシェアすることが多いそうですが、その行為には手紙に似た温かさも感じました。
番組後半では、EPOさんが自身に向けて手紙を読む場面もありました。
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<番組概要>
番組名:日本郵便 SUNDAY'S POST
放送日時:毎週日曜 15:00~15:50
パーソナリティ:小山薫堂、宇賀なつみ
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