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“全国の伝統的工芸品”が集まるイベントが10月18日から開催!山崎怜奈が「江戸切子」の削り作業に挑戦!
2024-10-11 (金) 18:55
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。期間限定コーナー「ダレハナ meets JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK」では、10月18日(金)から10月31日(木)まで開催される「JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK 2024」にフォーカス。日本の伝統工芸を紹介します。全4回にわたり“日本の伝統工芸”にスポットをあてて紹介します。
第1回となる9月26日(木)の放送は、東京都の伝統的工芸品「江戸切子」に注目。れなちが、自身の出身地でもある江戸川区にある江戸切子の工房「大場硝子加工所」を訪れ、地元の工芸品を再認識するとともに、江戸切子の製造過程、伝統的工芸品の魅力について伺いました。
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。期間限定コーナー「ダレハナ meets JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK」では、10月18日(金)から10月31日(木)まで開催される「JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK 2024」にフォーカス。日本の伝統工芸を紹介します。全4回にわたり“日本の伝統工芸”にスポットをあてて紹介します。
第1回となる9月26日(木)の放送は、東京都の伝統的工芸品「江戸切子」に注目。れなちが、自身の出身地でもある江戸川区にある江戸切子の工房「大場硝子加工所」を訪れ、地元の工芸品を再認識するとともに、江戸切子の製造過程、伝統的工芸品の魅力について伺いました。
◆江戸切子ができるまで
10月18日~31日の2週間にわたって、日本各地で作られる“伝統的工芸品”の「作り手」と「売り手」(ショップ)「使い手」(ユーザー)をつなぐイベント「JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK」が、都内28のライフスタイルショップで開催されます。今回は、れなちの出身地でもある東京都江戸川区にある江戸切子の工房「大場硝子加工所」を訪れ、代表の大場和十志(おおば・かずとし)さんから江戸切子の製造について話を伺いました。
民家が並ぶ路地に面した工房に入ると、木の箱のなかに製作中の江戸切子のグラスやおちょこがたくさん並び、輝いています。棚にはガラスを削り、模様を入れるための車輪のような道具が、さまざまなサイズで収められています。磨かれた江戸切子を見たれなちは「こんなに変わるんですか!? ピカピカできれい!」とビックリ。
着色は“色被せ(いろきせ)ガラス”という素材が使われており、「“色を被せる着物”というイメージなんですけど、例えば、琥珀色のベースのグラスの上に青色(瑠璃色)の色被せガラスを巻いて表面を削っていくと、2つの色のコントラストが際立つグラスになります」と大場さん。
さらに、江戸切子は“デザインの自由度の高さ”も魅力の1つ。大場硝子加工所では、伝統文様の1種である「菊繋ぎ」を星空に見立て、天の川を表現した江戸切子を製作していますが、「どのようにガラスで表現するかは作り手の個性なので、さまざまな江戸切子のデザインがあります」と語ります。
一方、1つの江戸切子のグラスが完成するまでには“削っては磨く”を何度も繰り返すなど、気の遠くなるような作業になります。ここで、れなちが「江戸切子を継承していくなかで苦労していることはありますか?」と質問。これに大場さんは、「“技術を伝える”って、要は“経験を伝える”ことなので、それを言葉で伝えることが難しいですね」と話します。
◆伝統的工芸品が日々の暮らしを豊かにする
れなちは今回、透明のガラスのお皿に「菊花紋」という伝統的な模様を花火に見立てて削っていく作業を体験しました。「手首の角度を若干変えていくことで(ガラスを)削る深さや長さ、角度が変わっちゃったりするんですよ。そして、同じ線をなぞるように手首を返さないといけないので、それが難しかったですね」と振り返ります。ちなみに、大場さんは職人としてこの作業を40年間やり続けているため、体や感覚で覚えているそうです。
なお、「伝統工芸 青山スクエア」のYouTubeチャンネルでは、大場さんが江戸切子を製作する模様を視聴できます。
最後に、大場さんに江戸切子を作る際のこだわりを伺うと、「職人として、お客さんが喜んでもらえるもの(=いいもの)を作りたい。そのためにどうするかを考える、この1点ですよね」と明かします。また、伝統的工芸品を特別なものとして扱うよりも、「何気なく使ってもらえるグラスでありたい。使う人の時間をより豊かにしてもらえる、そういったグラスをいつも目指して作っています」と話していました。
*
今回紹介した江戸切子は、「JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK」の「銀座備長炭ショップ 掌(たなごころ)」で販売されます。店舗では珍しい黒系の江戸切子も展開予定。ぜひ足を運んでみてください。
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9月26日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送エリア:TOKYO FM
放送日時:毎週月~木曜13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
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第1回となる9月26日(木)の放送は、東京都の伝統的工芸品「江戸切子」に注目。れなちが、自身の出身地でもある江戸川区にある江戸切子の工房「大場硝子加工所」を訪れ、地元の工芸品を再認識するとともに、江戸切子の製造過程、伝統的工芸品の魅力について伺いました。
◆江戸切子ができるまで
10月18日~31日の2週間にわたって、日本各地で作られる“伝統的工芸品”の「作り手」と「売り手」(ショップ)「使い手」(ユーザー)をつなぐイベント「JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK」が、都内28のライフスタイルショップで開催されます。今回は、れなちの出身地でもある東京都江戸川区にある江戸切子の工房「大場硝子加工所」を訪れ、代表の大場和十志(おおば・かずとし)さんから江戸切子の製造について話を伺いました。
民家が並ぶ路地に面した工房に入ると、木の箱のなかに製作中の江戸切子のグラスやおちょこがたくさん並び、輝いています。棚にはガラスを削り、模様を入れるための車輪のような道具が、さまざまなサイズで収められています。磨かれた江戸切子を見たれなちは「こんなに変わるんですか!? ピカピカできれい!」とビックリ。
着色は“色被せ(いろきせ)ガラス”という素材が使われており、「“色を被せる着物”というイメージなんですけど、例えば、琥珀色のベースのグラスの上に青色(瑠璃色)の色被せガラスを巻いて表面を削っていくと、2つの色のコントラストが際立つグラスになります」と大場さん。
さらに、江戸切子は“デザインの自由度の高さ”も魅力の1つ。大場硝子加工所では、伝統文様の1種である「菊繋ぎ」を星空に見立て、天の川を表現した江戸切子を製作していますが、「どのようにガラスで表現するかは作り手の個性なので、さまざまな江戸切子のデザインがあります」と語ります。
一方、1つの江戸切子のグラスが完成するまでには“削っては磨く”を何度も繰り返すなど、気の遠くなるような作業になります。ここで、れなちが「江戸切子を継承していくなかで苦労していることはありますか?」と質問。これに大場さんは、「“技術を伝える”って、要は“経験を伝える”ことなので、それを言葉で伝えることが難しいですね」と話します。
◆伝統的工芸品が日々の暮らしを豊かにする
れなちは今回、透明のガラスのお皿に「菊花紋」という伝統的な模様を花火に見立てて削っていく作業を体験しました。「手首の角度を若干変えていくことで(ガラスを)削る深さや長さ、角度が変わっちゃったりするんですよ。そして、同じ線をなぞるように手首を返さないといけないので、それが難しかったですね」と振り返ります。ちなみに、大場さんは職人としてこの作業を40年間やり続けているため、体や感覚で覚えているそうです。
なお、「伝統工芸 青山スクエア」のYouTubeチャンネルでは、大場さんが江戸切子を製作する模様を視聴できます。
最後に、大場さんに江戸切子を作る際のこだわりを伺うと、「職人として、お客さんが喜んでもらえるもの(=いいもの)を作りたい。そのためにどうするかを考える、この1点ですよね」と明かします。また、伝統的工芸品を特別なものとして扱うよりも、「何気なく使ってもらえるグラスでありたい。使う人の時間をより豊かにしてもらえる、そういったグラスをいつも目指して作っています」と話していました。
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今回紹介した江戸切子は、「JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK」の「銀座備長炭ショップ 掌(たなごころ)」で販売されます。店舗では珍しい黒系の江戸切子も展開予定。ぜひ足を運んでみてください。
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9月26日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年10月4日(金) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送エリア:TOKYO FM
放送日時:毎週月~木曜13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/
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