アイナ・ジ・エンドがパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「東芝ライフスタイル アイナ・ジ・エンドの『ほな、また』」。(毎週土曜 18:00~ )。日々の他愛もない話から、日常で大切にしていることなどを、リスナーからのメッセージも交えながらまったりとトークするプログラムです。時に、自身の音楽や最近の活動、アイナ・ジ・エンドが今この人と話したいと思うゲストなども招いていきます。
5月2日(土)の放送では、アイナが大好きなアーティストの「ビョーク」をピックアップ。ビョークを知ったきっかけや、彼女の故郷でもあるアイスランドで聖地巡りをした話などをお届けしました。
パーソナリティのアイナ・ジ・エンド
◆ビョークとの出会い
アイナ・ジ・エンド:ゴールデンウィークということで、旅行に行っていたり、帰省していたりする方も多いと思いますが、今日もゆったりしながら「ほな、また」を聴いていただけたら嬉しいです。まずは、メッセージの紹介から。
<神奈川県 50歳 女性 ラジオネーム・HANABiさん>
「ビョークの音楽との出会いを知りたいです。いつ頃、どの曲で、どんな衝撃だったのかなど。私自身、音楽との出会いを愛でるのが好きなので、アイナさんのエピソードも知りたいです」
アイナ:ありがとうございます、HANABiさん。あまり話したことがないですが、ビョークは好きです。ビョークはアイスランド出身で、少し前に「アナザースカイ」っていう番組でアイスランドに行かせていただきました。そもそもなんでビョークが好きなのか。
高校3年生のときに、とあるダンスグループに誘われて加入して、そのグループは6人ぐらいの女の子たちのグループだったんだけど、私が一番年下で17歳、上は25、6歳とか結構上のお姉さんたちが多くて、その活動中に私の知らない音楽をたくさん教えてくれたのね。そこでビョークを知ったんですよ。
その女の子たちのグループは、めちゃくちゃ面白い振り付けを考えるのが得意な子たちだったのね。でも、普通の楽曲だったら奇想天外な面白いダンスは浮かんでこなかったみたいで、あえて面白い曲を探していたんだって。そこでビョークに出会ったみたいで、それを私にも教えてくれたのね。
ビョークの歌を聴いて振り付けを考えていると、今まで見たこともないような振り付けが思い浮かんだりとか、独特なリズム感のおかげで、私たちも感じたことがないぐらい面白い振り付けが浮かんだの。その瞬間にビョークのことが好きだって気づきました。高校3年生のときですね。
そこからいろんな曲を聴いていくわけなんですけど、まずは私がビョークを知ったきっかけの曲を一緒に聴いていきたいと思います。ビョークで「Crystalline」。
◆前歯が凍るほどの寒さを体験!?
アイナ:今日は、私が大好きなビョークのお話と、アイスランドに行ってきたときの話をしていきたいと思います。アイスランドの首都レイキャビクに行ったのは2月でした。アイスランドは1月から2月が最も寒くて、平均気温は氷点下5度から2度程度らしいのですが、私が行ったときはちょうどマイナス4度ベースだった気がしますね。ただ、風がすごい街に行くと、海風やらで本当に自然の狂気を感じましたね。氷がそのままぶつかってくるような痛さ。だけど、そんな自然にも癒やされてきました。
私は、ビョークとかシガー・ロス、アウスゲイル、オーラヴル・アルナルズが大好きで、たまたまなんだけど全員アイスランド出身だったのね。「あれ?」と思って。普通に大好きで聴いていたんだけど「え、一緒なんだ! アイスランドか! アイスランドに行ってみたい!」ってなったわけですね。
そこからアイスランドに興味を持って「ちょっと遠いな、行けそうにないな」とか「人生で行けたらいいな」って思うぐらいだったんですけど、まさか行ける日が来るとは思ってもいませんでした。アイスランドに行きたかったもう一つの理由が、その寒さ。私は大阪生まれですし、雪をそんなに日常的に見ないで育ったので、肌に針を刺すような痛みのある寒風、経験したことのない寒さを一度味わってみたかったんですよね。
今回は、まず「グロッタ灯台」というところに行きました。バックで流れているビョークがMVで撮った場所なんだけど、この灯台は地図の端っこにあって、その周りには建物が何もないのね。だから海風がすごくて、口を開けているだけで歯が凍ってしまうぐらい。「寒さを経験してみたい」って言っていた私は「完全に舐めていたぞ」「これはやばい」と。こんなに狂気的な寒い風があるのかと。よく「まつ毛が凍る」なんて言うけど、私の場合は前歯が凍りそうでした(笑)。
本当に寒かったんだけど、ここでビョークはMVを撮っていたので、実際に私もその場所に行けてめっちゃ嬉しかったです。ビョークは「Stonemilker」っていう楽曲のMVを撮ってるんやけど、そのときのビョークは薄手の服を着ていて、きっと夏とかに撮っていたんじゃないかな。でも夏でも風はすごいはずなので、映像越しでも「あそこは本当に風の街なんだろうな」と思いましたね。
アイスランドで大自然を味わえたりとか、狂気的な風を肌身で感じたりすることで「あ、なるほどね」と思うことがありました。普段は高層ビルにまみれたところで日々過ごしているんですけど、ちょっと自然に身を置くだけで耳が研ぎ澄まされました。「あ、自然に帰るってこういうことか」って、どんどん呼吸がしやすくなっていったりとかして、「この環境で音楽を作っているから、こんなに揺らぎのある、なだらかな音が作れるんだ」とか、そういう発見がたくさんありました。
◆アイスランドで聖地巡礼!
アイナ:聖地巡礼みたいなことをアイスランドでやっちゃったんですけど、あれ楽しいね! ビョークがよく訪れるレコードショップに実際に行かせていただきました。 そこで店員さんに伺ったんですけど、なんとビョークはそこでコーヒーを飲んだりしながらレコードを選んだり、ちょっとしたミニライブに参加したりする日もあるよって教えてくださって「マジ!?」ってなって。やっぱ嬉しいね! なんか聖地巡礼の良さを知りました。
今まで、自分がMVを撮った場所を巡ってくださるファンの方とかの情報を見聞きして「マジですごいな、ありがたいな」ぐらいだったのが、「いや分かる! 楽しいよねあれ!」っていう気持ちになるまで理解できました。いつも聖地巡礼してくださっている「ほな、また」リスナーのあなた、本当にありがとうございます。
パーソナリティのアイナ・ジ・エンド
アイナ:アイスランドに行って感じたことがひとつあって、それは生と死が真っすぐに繋がっているような気がしました。生の賑やかさ、死の静寂がずっと共存しているように見えたんですよ。街は賑やかなんだけどすごく人当たりが良くて、最も治安がいい国ともされているアイスランド。だけど、ちょっと街を外れると、異次元に狂気的な寒さが漂っているんですね。もうこれは耐えられないぐらいに寒い。
で、めっちゃ静寂なの。もう風の音しか聞こえない。その静寂さと言ったら、これが天国かなって思うぐらいのレベルでした。生と死がずっと共存しているような国に思えたのね。だから、人が人に優しいのかなって思ったんですよ。
人に触れることの温もりとか幸せを、生まれたときから分かっているのかなとか、なんか尊敬もいろいろな瞬間にたくさんあって改めて大好きな国だなって思いました。それが音楽にも繋がっているような気がしましたね。なので、私はやっぱり自然豊かで生のエネルギーも感じつつ、それを音楽に昇華しているビョークが大好きです。一緒に聴いてほしいです。ビョークとアルカで「Utopia」。
◆人生初のオーロラ体験に感激!
アイナ:ひとつだけ話し忘れていたことがあって、アイスランドにいたときに実はオーロラを初めて見ました! めっちゃ嬉しかったです。やっぱ「オーロラを見る」体験って、人生でしてみたいことランキング1位に入ってくるんですよ。だからその夢がまず叶いました
あと、もうひとつ衝撃だったのが、肉眼で見るよりも写真で撮って、そのデータで見る方が綺麗に見えて(オーロラの)緑がはっきり映るんですよ。これには驚きましたね。だから動画で撮ると、緑のキラキラが空のカーテンみたいに風になびいて揺れるわけなんです。動画でオーロラ撮ると本当に美しかったです。これはもう一度いつか見てみたいですね。
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<番組概要>
番組名:東芝ライフスタイル アイナ・ジ・エンドの「ほな、また」
放送日時:毎週土曜18:00~18:30
パーソナリティ:アイナ・ジ・エンド
番組Webサイト: https://tfm.co.jp/honamata/
番組公式X:@honamata_tfm