藤木直人、高見侑里がパーソナリティを務め、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。4月18日(土)の放送では、プロ野球解説者の五十嵐亮太(いがらし・りょうた)さんに、今年の日本プロ野球の展望について語っていただきました。本記事では“今シーズン中に達成されそうな記録”を紹介するとともに、大谷翔平選手が今の野球選手にもたらしている影響について語った模様をお届けします。

(左から)藤木直人、五十嵐亮太さん、高見侑里
◆今季達成が期待される通算記録
藤木:(今シーズンで達成しそうな)通算記録で言いますと、2,500安打に届きそうなのが坂本勇人選手(読売ジャイアンツ)。開幕前で残り53本ということで、ある程度試合に出られればクリアしそうですよね。
五十嵐:多分、今年中には達成できるんじゃないかと思いますよ。
藤木:以前、亮太さんのYouTubeに出演したときに「ベストナインを選んでくれ」と言われて、僕は坂本選手も選ばせてもらったんです。巨人に高卒で入ったにもかかわらず、2年目からもうレギュラーとして出場機会を得たじゃないですか。
五十嵐:そうですね。
藤木:そこから12年間で1,884本のヒットを打ち、“このままいったら3,000本に到達するんじゃないか!?”と思っていただけに、2020年からペースが落ちたのが少し残念です。
五十嵐:ペースが急に落ちましたよね。年齢を重ねるにつれて、技術も合わせていかなければなりませんが、その辺でちょっと苦労している感じはありますし、あとはケガもやすくなるので、コンディショニングというところも難しさがあったのかなと思います。でも、まだいける年齢(現在37歳)ではあるので、頑張ってもらいたいなと思います。
藤木:長く活躍し続けることが、いかに大変なことなのかというのがわかります。そして、同じく巨人の丸(佳浩)選手が、2,000本安打まで開幕前で残り71安打。
五十嵐:(坂本選手と)似たような感じですね。こちらは2,000本安打ですけど、坂本選手と同じぐらいの時期に達成しそうな感じですね。
藤木:“2,000本”というと名球会ですけれども、やっぱり、選手たちにとって“名球会に入りたい”という思いはあるものですか?
五十嵐:やっぱり、特別ですよね。でも、ピッチャーの“200勝”というのは難しくなってくるかなと思うので。
藤木:名球会ができたのって相当前ですよね。
五十嵐:そうなんです。だから、若干ルールも変わりながら……。例えば、上原(浩治)さんは日米通算100勝100ホールド100セーブを達成して名球会入りしていますし、そのあたりは柔軟に変化してきているとは思いますけれども。
五十嵐亮太さん
◆大谷翔平がもたらす影響
藤木:盗塁記録で言うと、通算350盗塁に到達しそうなのが、今シーズンから日本ハムファイターズに戻った西川遥輝選手。開幕前で残り7盗塁ということですが。
五十嵐:達成してもらいたいですね~。でも、若い選手が日本ハムには多いから、出場することが……。
藤木:球団が記録を重視してくれて、盗塁チャンスの場面で代走として出られれば伸ばすこともできますが……どうなるか。
五十嵐:まぁ、そうですね。本人がその気になってやっていくことが大事ですね。チームとしては、そのためだけに代走を送るわけにもいかないので、そのためにもレギュラーをつかみ取るとか、少ないチャンスを活かす姿勢が大事になってきますよね。
藤木:そして、盗塁といえば周東佑京選手(福岡ソフトバンクホークス)。250盗塁まで開幕前で残り20盗塁ということで。
五十嵐:20盗塁だったら、今シーズン中に達成しそうですね!
藤木:周東選手は、球団からも盗塁を期待されているはずですから。
五十嵐:今年のキャンプで彼に会ったとき、めちゃくちゃ大きくなっていたんですよ。だから「体を大きくしてるけど、どうなの? 走れるの?」と聞いたら、「そこは絶対に守らなきゃいけないので、そのバランスを見ながら次のステップにいく」と。
やっぱり、大きくすることによって、自分の良さが消えちゃうんじゃないかという怖さはあったらしいんです。でも打つこと、飛ばすこと、打球のスピードも求めたいということで、大きくしても同じようなスピードで走れたら、打つことでも走ることでも、過去の数字を上回ってくるのではないかなと思います。
藤木:近藤(健介)選手も、長打力にもう一度目を向けてトレーニングし直していますし、メジャーリーグの傾向を見ると、やっぱり、長打力はこれから必要になってきますか?
五十嵐:なってきますし、求めている選手は多いです。それは大谷(翔平)選手の影響が大きいと思います。球界全体が変わってきているのもありますが、(長打力は)評価にもつながるし、ああいう選手を目の前にすることで、体を大きくして、より高いところを目指す選手が増えていると思います。
藤木:より日本の野球のレベルが底上げされているということですかね?
五十嵐:絶対に大谷選手が引っ張っていると思います。
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<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/
番組公式X:@SPORTSBEAT_TFM