ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。8月22日(月)は、『しんどー相談室~学校に行くのがしんどい~』と題して放送。今回の企画を説明する際に、パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭が話していた“学校に行くこと”についてのトークを紹介します。
こもり校長:今夜のSCHOOL OF LOCK! は、『しんどー相談室』をお届けしていきます。“進路相談室”ではなく、“しんどー相談室”です。「いま、正直ちょっとしんどいな」と思っている生徒(リスナー)と話をしていきます。
ぺえ教頭:はい。
こもり校長:夏休み期間が終わって、今日から新学期が始まった地域があります。北海道とか山形、福島の公立中学校は、今日から新学期がスタートということで。
ぺえ教頭:そうだね。私は山形出身だから、20日とか21日に始まっていた印象があるね。
こもり校長:そうなんだ。夏休みが終わって新学期が始まるなか、いろいろな理由で学校に行きたくないなと思っている生徒がいたら、
学校掲示板に書き込みを送ってきてください。
ぺえ教頭:はい。
こもり校長:先に言っちゃうけど……俺は、学校って絶対に行かなきゃダメ、通わなきゃダメ、出なきゃダメ、という場所ではないと思っているの。
ぺえ教頭:そうだね。
こもり校長:でも世の中では“学歴が大事”と言われることもあるから、選択肢のひとつとして“学校に行く”というのはあるけど……これは、また別の話だと思うけどね。そこで、もし自分がダメになっちゃったり、自分の選択肢が狭まってしまうのであれば、無理に行く必要はないと思う。
ぺえ教頭:そうだね。どんな境遇にあるとしても、自分の心は本気で守り続けないといけないと私も思うね。「どうしたら学校に行けるか」じゃなくて、本当にしんどいときは「休むためにどうしたらいいか」ということを私は考えてほしいなと思って、今日は向き合おうと思ってる。
こもり校長:そうだね。きっと教頭と校長で思うことは違うし、かける言葉も違うだろうし……別に言葉を用意しているわけではないけどね。もし僕たちでよければ、生徒が思っていること、話したいことを一緒に話していけたらなと思っています。
――この日の放送では……
・「小学校からいじめを受けていて、唯一の逃げ場所はトイレの個室。耐えられないときには、トイレの個室でよく泣いています」という中2のリスナー
・「小中といじめにあい、両親の離婚で父親と暮らすようになってからは、父親に暴力を振るわれ、4月からは母親と一緒に暮らしている。5月からは学校に行けなくなり、通信制に行きたいと思っているが、親権を持つ父親が反対している」という高1のリスナー
と電話をつなぎ、それぞれの話に耳を傾けました。
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聴取期限 2022年8月30日(火)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長、ぺえ教頭
放送日時:月~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト ⇒
https://www.tfm.co.jp/lock/