本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。毎週月曜日18:40頃からのコーナー「スカロケ競輪部」では、競輪部・マネージャーの田村響華（たむら・きょうか）さんに、初心者でもわかる競輪の魅力について教えていただきます。

9月5日（月）の放送では、茨城県・S級2班の吉田有希（よしだ・ゆうき）選手をゲストに迎え、お届けしました。

吉田有希選手 ©けいりんマルシェ

◆ゴールデンキャップを獲得！

吉田選手は、2001年生まれ、茨城県出身の21歳。お父さんと叔父さん、さらには、107期で茨城県・S級S班の吉田拓矢（よしだ・たくや、次男）選手と、111期で茨城県・S級2班の吉田昌司（よしだ・まさし、3男）選手の兄弟も競輪選手という競輪一家で育ち、吉田選手は5人兄弟の4男。日本競輪選手養成所（JIK）ではゴールデンキャップ（※養成所中に実施される記録会の4種目すべてS評価）を獲得。2021年7月に競輪選手として本格デビューしています。

◆“昭和感”漂う愛されキャラ

競輪選手だった父の姿を見て育ったこともあって「競輪は身近にありましたね」と吉田選手。次男の拓矢さんと3男の昌司さんが競輪選手として巣立っていくなか、「もともと体を動かすことが好きだったので、スポーツ系の仕事に携われたらいいなと思っていた」と振り返ります。

また今回の出演は、スカロケ競輪部顧問の秋田ガラパゴス麻子（あきた・ガラパゴス・あさこ）さんからの推薦で決まった経緯もあり、ガラ麻顧問からは「“先行力”に長けていて、最高にキュートな茨城の競輪一家・吉田ブラザーズの最終兵器。平成生まれ、令和デビューなのに、なぜか漂う昭和感が老若男女の心を捕らえて離さない。そのキュートさと旺盛なサービス精神は、ラジオでも絶対に伝わるはず！」とのコメントも。

ガラ麻顧問のいう“昭和感”について、吉田選手自身は「ほかの若手選手は見た目がすらっとしていてクールな感じの選手が多いなかで、僕は時代に逆行してドカベン（水島新司の漫画「ドカベン」主人公の山田太郎）のような体型でめっちゃおしゃべりみたいな感じだからですかね（笑）」と自己分析。

リモート画面を通じて、やしろ本部長が「どの時代にもいる“愛されキャラ”で愛嬌のある選手って感じ」と印象を語ると、田村マネージャーも「SNSや記事を拝見していて、先輩選手からも記者の方からも愛される存在だなとすごく感じます。いろいろな選手とお話をさせていただく機会がありますが、ここまでノリがいいというか、テンションの高い選手は初めて（笑）。すごく話しやすくて、私もすぐに好きになりました！」と絶賛します。

◆決勝での“兄弟対決”も!?

デビューから1年が経過した吉田選手が最も印象に残っているレースとして挙げたのは、2021年11月23日（火・祝）に愛知県・豊橋競輪場で開催された「KEIRINフェスティバルin豊橋 三遠ネオフェニックス杯」でS級優勝を果たしたFⅠレース。というのも、同日に福岡県・小倉競輪場で開催された「第63回競輪祭」で兄・拓矢選手がGⅠ初制覇を成し遂げたとあって、「兄と同日優勝できたことが印象に残っている」と感慨深げに語りました。

また、9月16日（金）～19日（月・祝）の4日間にわたって名古屋競輪場で開催されるGⅡレース「第38回共同通信社杯」に吉田選手も出場予定です。名古屋競輪場では10年ぶりの開催となるこちらのレースでは、選考基準に“25名の若手選手枠”を設けていることから「若手の登竜門」と言われており、次世代のスター候補選手の活躍やトップ選手の熱い戦いに期待が集まっています。

そして、兄・拓矢選手と同レースになる可能性もあるため、「兄弟対決（の実現）に注目したい。できれば決勝で、2人で走ってほしい」と田村マネージャー。これを受けて、吉田選手は「できれば決勝で走れるといいんですけど、兄弟で連携して、しっかりといい成績を残せるように。口だけじゃなくて脚でもしっかり回せるように頑張りたい」と意気込みを語りました。

（左から時計回りに）田村響華マネージャー、吉田有希選手（タブレット画面）、マンボウやしろ、浜崎美保

競輪について“もっと詳しく知りたい！”という方は、ぜひ「けいりんマルシェ」をチェックしてみてください。なお、競輪・オートレースの売上の一部は、機械工業の振興や社会福祉等に役立てられています。

「スカロケ競輪部」は、TOKYO FMの音声配信サービス「AuDee（オーディー）」でも楽しめますので、ぜひチェックしてみてください。

次回9月12日（月）の「スカロケ競輪部」も、どうぞお楽しみに！

＜番組概要＞
番組名：Skyrocket Company
放送日時：毎週月～木曜17:00～19:52
パーソナリティ：本部長・マンボウやしろ、秘書・浜崎美保
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/sky/