吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。9月10日(土)の放送では、「モリタ宮田工業」の伝野輔(でんの・たすく)さんに、同社が開発した「+ 住宅用消火器」についてお話を伺いました。
「+ 住宅用消火器」は白黒の2色展開
家のなかに置いておきたい。そんな消火器が、防災関連製品を開発・製造・販売する老舗メーカー「モリタ宮田工業」から誕生しました。
同社が立ち上げたブランド「+maffs(マフス)」の「+ 住宅用消火器」です。
ブランドコンセプトは、「防災をライフスタイルに。」で、その最大の特徴は、カラーリングです。
一般的な消火器のイメージカラーである「赤」ではなく、「白」か「黒」の2種類。モノトーンにこだわり、艶を消したマットな質感で、限りなくシンプルなデザインにすることで、
インテリアに調和するプロダクトになっています。
消火器でありながらインテリアに調和するデザインを採用
違和感なく、家の見える場所にも置けるデザインを採用した理由は、非常時、いち早く消火ができるようにするため。
その思いを、設計・開発を担当した伝野さんは、こんなふうに語ります。
「これまでの消火器というのが、どうしても毛嫌いとまではいかなくても、道具としてどこかにしまわれて、見えないところに置くということが少なからずあったと思うんです。私たちは、この製品を家族の一部というか、生活の一部として取り入れてほしいという思いで開発しました」
「+maffs」の「+ 住宅用消火器」は、消火薬剤にもこだわりがあります。
食品原料から作られた人にやさしい中性薬剤を使用。液体のため、噴射しても飛び散りにくく、ピンポイントで火を消せるように設計されているので、使用後の掃除も手間がかかりません。
さらに、メモリータグもついていて、購入年月や使用期限の終了年も書き込めるようになっています。
書き込めるメモリータグをつけるひと工夫も
家庭内の消火器設置義務は、法律上ないからこそ、一人ひとりが自発的に手に取りたくなるような製品開発に取り組んだという「モリタ宮田工業」。
「キッチン周りの火災も非常に多くありますし、そういう経験をされた方でも、家のなかに消火器を設置するまでにはハードルがあるんですね。やはり、“家のなかに置いておきたくなる”ようなデザインが重要なのかなと考えています」
ブランドロゴ「+maffs」の「+」は、安心安全をイメージさせる“十字”と、クリップをモチーフとすることで住環境に「防災」をやさしく寄り添うようにプラスする、というコンセプトを表現。
ブランドコンセプトは「防災をライフスタイルに。」
「+ 住宅用消火器」という商品名の「+」の意味が、より多くの人に伝わっていくことが、防災意識を高めることにつながっていきます。
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聴取期限 2022年9月18日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/miraizukan/