“一歩先を行く手の届く贅沢”をテーマにした情報紙「ビズスタ」から、社会で活躍するビジネスパーソンのウェルネスなライフスタイルに役に立つ最新情報をお届けするTOKYO FMの番組「ビズスタ THE REAL WELLNESS」。「ビズスタ」編集長・佐原雅之がパーソナリティをつとめます。10月15日(土)の放送は、「こうして社員は、やる気を失っていく」の著者である、株式会社モチベーションジャパン代表取締役社長・松岡保昌(まつおか・やすまさ)さんにお話を伺いました。
松岡保昌さん
佐原:企業の成長に必要なものの1つに“社員のモチベーション向上”があります。しかし、長く続かなかったり、なかなか成果に結びつかなかったりと、頭を悩ましている企業も多いのではないでしょうか。そこで本日は、日本実業出版社から刊行された「こうして社員は、やる気を失っていく」の著者・松岡保昌さんに、モチベーション向上に必要なことを伺いました。
松岡:会社として“モチベーションを上げよう”という取り組みおこなってはいますが、その一方で、日常生活のなかで社員がやる気を失うような要因があるときがあるんです。これでは元も子もありません。実は、モチベーションを上げることよりも“モチベーションを下げる要因を取り除くこと”が大切なんです。
しかし、残念なことに、モチベーションを下げる原因となっている上司ほど、自分では気づいていないことが多いのも事実です。そして、社員がやる気を失っていくケースには、共通するパターンがあります。例えば、理由や背景を説明しない、一方通行の指示をするだけ、話を聞かずに結論を出す、発言に一貫性がない……これらは部下が上司から離れていく共通するパターンです。
私の書籍では、働いている現場における「あるある」の事例をたくさん掲載し、非常に実践的で使いやすい内容にしています。モチベーションが高い社員は当事者意識も高くなるので、主体性を発揮し、新たな課題に果敢に取り組むことができます。
しかし、モチベーションが低い社員は、大変なことや新しいことに取り組もうとしないので、企業としても変化適応などが期待できません。強い会社と弱い会社の差は、このモチベーション格差にあります。特に今は“当事者意識のある集団かどうか”が、企業の強さに直結する時代になっていると思います。
佐原:“モチベーションを下げる要因を取り除くことが重要”という視点はなかったので、とても参考になりました。書籍は今年5月に発売され、すでに発行部数7万部を突破しています。本日は、モチベーションジャパン代表 松岡保昌さんの著書「こうして社員は、やる気を失っていく」をご紹介しました。
松岡保昌著書「こうして社員は、やる気を失っていく」
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<番組概要>
番組名:ビズスタ THE REAL WELLNESS
パーソナリティ:佐原雅之(ビズスタ編集長)
放送日時:毎週土曜7:25~7:30
番組サイト:
https://audee.jp/program/show/58664