本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。10月17日(月)の放送は、ゲストにテレビ朝日アナウンサー・弘中綾香さんが登場! ここでは、弘中さん初のエッセイ集「アンクールな人生」(KADOKAWA)についてや、番組で共演したこともあるやしろ本部長が、弘中さんとのエピソードを披露しました。
弘中綾香さん
弘中綾香さんは、1991年生まれの31歳。慶應義塾大学法学部を卒業後、テレビ朝日にアナウンサーとして入社し、現在「激レアさんを連れて来た」「ノブナカなんなん?」などの人気番組を担当。オリコンニュースの「好きなアナウンサーランキング」では、3年連続1位を獲得という人気アナウンサーでありながら、当番組を始め、局の垣根を超えて出演されている異端の女子アナでもあります。
◆弘中さん×やしろ本部長がケンカ!?
――9月に弘中さん初のエッセイ集「アンクールな人生」(KADOKAWA)が発売されました!
やしろ:こちらは、どういった本になっていますでしょうか?
弘中:KADOKAWAさんの雑誌「ダ・ヴィンチ」で2年間連載していたものがまとまった本になっています。本のなかでは、アナウンサーになるまでの私の悔しかったこと、楽しかったこと、悲しかったことなんかをたくさん書いています。“アナウンサーになるための本”というふうに誤解されがちなんですけど、そういう本ではないという感じですね。
やしろ:弘中さんといえば、若いときから夢を叶えて人生を順調に生きているイメージを持っている方も多いかもしれませんけども、“そうじゃないよ、アンクールよ”ということで。
弘中:そうですね(笑)。
やしろ:そもそも、別に女子アナになりたかったわけでもないんですよね?
弘中:そうなんですよ。
やしろ:あと、コンプレックスをけっこう持っているんですよ。いまだに走りが遅いことだったり。
弘中:すごい読んでくださってる!
やしろ:すべては読めていないんですけれども。
弘中:全然大丈夫です、ありがとうございます。
やしろ:あと、小さくてかわいらしいじゃないですか。でもね、それを本人に言うとガチで怒ったりするからね。“大人っぽくない”ことへのコンプレックスがあるから。
弘中:そういうのもありますね。
やしろ:俺、1回頭から酒をかけられそうになったもん。
弘中:嘘!? そんなことありましたっけ?
やしろ:あったよ。(飲みの席で)俺が弘中さんに「マジで中学生みたいだね」ってちょっとからかって言っちゃったの。そうしたら、けっこう酔っていたんだけど、“バン!”って(立ち上がって)持っていたグラスを俺の頭のところに持ってきてノーモーションでかけてきそうだったから、急いで手首をつかんで「いくら酔っていても、それをやったらケンカになるよ」って(笑)。
弘中:たしかに危ない(笑)。かけなくて良かった~。
やしろ:若い人たちが何人かいる席だったからさ、もしかけられたら俺もヘラヘラしていられないから。
弘中:そんな時期もありましたね、私たちね(笑)。
◆「キツいことを言っている意識はない」
やしろ:弘中さんって、世の中的にもストロンガーなイメージを持たれていると思うんですけど、なんでそこまでストロングなイメージがあると思います?
弘中:えー!? あまり気張ってない感じがするんじゃないですか?
やしろ:(何があっても)気にしないというか?
弘中:うーん、そうですね。
やしろ:キツいことも言うしね。
弘中:(私自身は)キツいことを言っている意識はないんですけどね。
やしろ:いや、言ってるぞ!
弘中:(笑)。これも本に書いたんですけど、高校が女子高で、いま思えば気が強い子が周りに多かったんですよね。だから、みんな自分の意見を当たり前に言うのが普通だったので、アナウンサーになってちょっと芽が出始めて毒舌みたいに言われるようになってから“私って毒舌なんだ”って気づいたんですよ。
やしろ:キー局のテレビのアナウンサーになる方々って、友達関係も含めて“育ちが良いな”って感じる方が多いですか?
弘中:あぁ……でも半々ぐらいです。本当にアナウンサーになりたくて、ずっと勉強してアナウンサーになったタイプもいるし、私みたいに、ちょっとしたきっかけでなった人もいますから。
やしろ:なるほど。それで、友達もざっくばらんに話すような感じだったから、普段から気取らずにやっていたら、(いつの間にか)毒舌だとかって言われるようになっていたと。
弘中:そんな感じですね。
* * *
やしろ:ここで、リスナーからのリアクションが届いています。
<リスナーからのメッセージ>
「実は繊細な弘中アナ、でもそうなんだろうなぁ。ストロンガーだから、アンチへの許容量が人よりも大きいだけで」
やしろ:もともとストロンガーだからこそ、(アンチにも)だんだんストロンガーになっていった部分もあるんでしょうね。
弘中:そうですよ。
やしろ:でも、やっぱり最初は周りの評判とかコメントに一喜一憂していたでしょ?
弘中:していました。
やしろ:それが、どんどん麻痺してくるの?
弘中:麻痺もしてくるし“スルー力”みたいなのがどんどんついてきますね。
やしろ:スルー力って、(弘中さんは)実際に今の仕事をしているから必要だったかもしれないけど、一般の方々も生きていくために持っていたほうがいい? 持っていなくてもいい?
弘中:今は一般の方もSNSとかでいろいろ言われる時代だから、スルー力は必要だと思いますよ。
<番組概要>
番組名:Skyrocket Company
放送日時:毎週月~木曜17:00~19:48
パーソナリティ:本部長・マンボウやしろ、秘書・浜崎美保
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/sky/