ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」。10月15日(土)の放送は、シンガーソングライターの向井太一さんが登場。影響を受けたライブのこと、そして10月5日(水)にリリースしたニューシングルについて語ってくれました。
(左から)ジョージ・ウィリアムズ、向井太一、安田レイ
◆終始泣きっぱなしだったライブ
――向井さんが今までに観たライブのなかで影響を受けた、感動したライブは何ですか?
向井:宇多田ヒカルさんの「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018」ですね。全曲歌えるようなコンサートを観たのが初めてで、最初から最後までずっと泣きっぱなしでした。
――コンサートを観て泣いていた?
向井:(コンサートが)本当に凄まじくて、もう全力で泣いていました(笑)。まずは、そもそも“宇多田ヒカルって存在するんだ”みたいな(笑)。このときのコンサートってセットを作り込むことはせずに、宇多田さんの音楽を全力で楽しむみたいな感じだったんですけど、宇多田さんってすごく人間らしいというか……MCが“いい意味で”グダグダで(笑)。
でもそれが、すごくナチュラルで愛らしいというか。自分のなかでは(宇多田さんは)何もかも完璧にできるイメージだったんですけど、ラフなところはけっこうラフで、でもパフォーマンスに入ると空気がガラッと変わるというか。そういう部分でも、宇多田ヒカルという存在そのものがさらに好きになりました。
――宇多田ヒカルさんの「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018」は20周年記念のライブでしたが、向井さんのデビュー20周年はどんなライブにしたいですか?
向井:宇多田さんの「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018」は、ファンが歓喜するようなコンサートだったんですよ。定番の名曲を歌ったり、ニューアルバムからの曲も歌ったり。やっぱりアニバーサリーって大きな節目だから、(自分の20周年ライブでも)昔の曲も最新の曲も歌って、応援してくれたファンのみんなが喜んでくれるようなコンサートにしたいなと思います。
◆新曲「Pilot」に込められた思い
――ニューシングルの「Pilot」はどういった楽曲ですか?
向井:Netflixで放送中のアニメ「TIGER & BUNNY 2(タイバニ2)」のエンディングテーマになっていまして、「タイバニ」のために書き下ろした楽曲です。
――エンディングテーマということで、この曲を作るうえでどんなことを意識しましたか?
向井:「タイバニ」チームのスタッフが僕の音楽を聴いてくださっていて、サウンド面では、わりと普段の作り方と変わらず好きにやらせていただきました。どちらかというと(意識したのは)歌詞の面で、作品の主人公に寄り添ったものを書くようにすごく考えたというか、今までとは違う作り方をしましたね。
――「Pilot」というタイトルにはどんな思いが込められていますか?
向井:この曲の世界観は、ちょっと自分を疑ってしまったり、周りと比べて未来が見えなくなったりしたときに、“自分”という確かな軸をブラさずに進んでいけば、明日につながっていく。そういうネガティブな感情と未来への希望、ポジティブなパワーみたいなメッセージが込められています。
それに(この曲は)“自分に通じるな”ってすごく思ったところがあって。僕がプロとして活動するうえで、音楽はもちろん、アートワーク、カメラマン、ヘアメイクなど、すべて自分が舵をとって決めてきたんですよね。タイアップのために作った曲なんですけど、自分のために歌っているような曲だなって感じました。
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聴取期限 2022年 10月23日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:JA全農 COUNTDOWN JAPAN
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜 13:00~13:55
パーソナリティ:ジョージ・ウィリアムズ、安田レイ
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/cdj/