藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMの番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」。8月13日(土)の放送では、千葉ロッテマリーンズの荻野貴司(おぎの・たかし)選手をゲストに迎えて、お届けしました。
藤木直人、荻野貴司選手(PC画面)、高見侑里
荻野選手は郡山高校を卒業後、関西学院大学、トヨタ自動車を経て、2009年にドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団。1年目からレギュラーの座を掴みます。不動のリードオフマンとしてチームを支え、守っては2019年、2021年にゴールデングラブ賞を受賞。昨シーズンは史上最年長の36歳で盗塁王に輝き、最多安打のタイトルも獲得。今季も生え抜き最年長選手としてチームを牽引しています。
◆250盗塁は「すごく自信になった」
藤木:昨シーズンは、史上最年長・36歳での盗塁王、そして最多安打のタイトルも獲得されて、キャリアハイの成績を残されました。ご自身では、年齢に対する思いはありますか?
荻野:年齢はあまり気にしていなくて、日々成長できたらいいなと思っています。“歳を重ねるごとに何か落ちてきた”というのは、まだそれほど感じていないですね。
藤木:(若いころと比べて)トレーニングの質や量が変わってきたところはありますか?
荻野:ウエイトトレーニングはあまりしていなくて、どちらかというと体の柔軟性や可動域を維持、向上させたいと思って柔軟性を高めるトレーニングを中心にやっています。
藤木:昔からウエイトはあまりやってこなかったのですか?
荻野:プロに入る前はかなりやっていたんですけど、プロに入って1年目から故障が続いたので、ウエイトよりも可動域などを意識したほうがいいのかなと思って、(今のトレーニングに)切り替えていきました。
藤木:それが今まさに実を結んでいるのかもしれませんよね。そして、今シーズンは史上48人目となる通算250盗塁を達成されました。この数字はどう感じていますか?
荻野:入団した当初はここまで走れるとは思っていなかったです。いろいろケガをしたなかでも、250(盗塁)を走れたことはすごく自信にもなりましたし、やっぱりいろいろな人がサポートしてくれているので、感謝したいなと思っています。
藤木:相手投手の癖を盗むなど、いろいろな研究もされているのでしょうか?
荻野:そうですね。コーチもいるので、一緒に癖や配球とかを研究しながらやっています 。
藤木:今年のロッテといえば、佐々木朗希投手の完全試合が大きな話題になりました。荻野選手はチームに帯同していない時期でしたが、あの試合はご覧になっていましたか?
荻野:ニュースで知りました。ビックリしましたけど“朗希ならやってくれるのかな”という感じでしたね。
藤木:完全試合って、エラーも許されないじゃないですか。もしあの試合で荻野選手が守っていたら、どうでしたか?
荻野:いやぁ、ちょっとビクビクしながら守っていたと思いますね(苦笑)。
藤木:そして、佐々木朗希投手とバッテリーを組んでいたのが、高卒ルーキーの松川虎生(まつかわ・こう)捕手で、完全試合のバッテリー2人の年齢を合わせても38歳! この記録は、もう2度と更新されないのではないかと勝手に思っているんですが。
荻野:たぶん更新されないんじゃないですかね。松川も普段から堂々としていて、高卒とは思えない落ち着きや度胸があると思うので、これからのロッテはすごく楽しみだなと感じています。
次回8月20日(土)の放送は、女子フェンシング日本代表の向江彩伽(むかえ・あやか)選手をゲストに迎えてお届けします。どうぞお楽しみに!
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聴取期限 2022年8月21日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/beat/