山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」
(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。今回の放送は、音楽博士でシンガーソングライターのドクターキャピタル(Dr. Capital)さんが登場! 昨年リリースしたミニアルバム『Jumping John』とそのレコーディングで訪れたアメリカのことを話してくれました。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、ドクターキャピタルさん
◆アメリカで約7,000kmのドライブ旅!
れなち:ドクターキャピタルさんには、いつも音楽解説や選曲をしていただいていて、ほぼ準レギュラー状態なんですけど、前回の出演は2024年7月でした。お元気でしたか?
キャピタル:忙しかったけど元気でした。実はアメリカで7,000kmぐらいのドライブ旅をしてきました。
れなち:それはなぜですか?
キャピタル:久々のアメリカだったし、コロナが明けて初めて行ったので。電気自動車でアメリカのいろんな国立公園に行ったりして、とても充実した旅でした。
れなち:一番好きなところは見つかりました?
キャピタル:ユタ州がすごく良かった。砂漠や山、川、いろんなものがあって、地球じゃない惑星に辿り着いたような、“地球が生きている”というのを感じました。
れなち:行きたいな〜。
◆家族への感謝の気持ちを曲に
れなち:昨年11月にはミニアルバム『Jumping John』を発売されました。アルバムを手に取ったときに、まず“(ジャケット写真の男の子が)かわいい!”って思いました(笑)。
キャピタル:これは僕の3〜4歳の頃ですね(苦笑)。
れなち:いい写真ですね!
キャピタル:そうですね。逆に10代、20代の頃の写真を見せられてもうれしくないじゃないですか。
れなち:恥ずかしいですよね。
キャピタル:そう。でも、僕はこの前50歳になりまして、この歳になったら、こういう今まで“恥ずかしい”と思っていた写真が宝物になってきて。それで、家族への感謝の気持ちをいっぱい込めて、この「Jumping John」を書いてみました。
れなち:その温もりが楽曲にも反映されている気がします。
キャピタル:ありがとうございます。3〜4歳の子どもの話から今までの人生を振り返った楽曲です。
れなち:英語で歌われていますが、(CDには)日本語訳の歌詞カードも入っています。エッセイみたいな詞ですね。
キャピタル:そうかもしれないです。“親に贈る手紙”みたいなイメージで(書きました)。
れなち:親御さんには聴かせましたか?
キャピタル:はい、父が「何回聴いても泣く」って大喜びしていました。
◆ドクターキャピタル誕生秘話
れなち:毎回ゲストの方に、その日の番組テーマについて伺っていまして、今回のテーマが「10年前のわたし」ですが、10年前と今で大きな変化はありましたか?
キャピタル:いろいろ変わりましたね。10年前はロサンゼルスで大学教授をフルタイムでやっていて、そのときは、まだドクターキャピタルとして登場してなかったです。
れなち:(10年前は)YouTubeで情報発信もしていなかったですか?
キャピタル:YouTubeは一応1998年ぐらいからキャピタルとして活動していたんですけど、2011年に博士号を取って南カリフォルニア大学で教えていたとき、2014〜15年あたりで僕の音楽理論のクラスにアンジェラ・アキさんが生徒として来てくれはって「あなたの音楽理論は楽しすぎる! こういうレッスンを何万人の前でやってほしい!」という励ましをもらったことでドクターキャピタルとして生まれ変わった。そこで大きく変わりましたね。
<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈