スピリチュアリストの江原啓之が、現代社会でさまざまな悩みに直面している人たちに温かい“ことば”を届けるTOKYO FMの番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。8月14日(日)の放送は、リスナーの相談に江原が“ことば”を届けました。
江原啓之
◆母を亡くしてから後悔の日々…
4月に母を亡くしました。入退院を繰り返していましたが、コロナ禍で面会できず、話せたのは亡くなる2週間前、たった一言のみ。意識が朦朧として話すことができなくなってから面会が許され、最期は目に涙を浮かべながら旅立ちました。
母は毎日泣いていて、それがうるさくて1人部屋にさせられたこともあったようです。寂しい思いをさせてしまったのは私のせいで、自分の仕事や昇格のことを母よりも優先してきてしまったことをずっと後悔して、考えると眠れない日々を過ごしました。
この番組で、リスナーのみなさんからのメッセージに江原さんが答えていらっしゃるお言葉に私も勇気をいただき、なんとか過ごしています。私は独身で、今は実家で1人で生活していますが、いつまで生きられるかわからないので、徐々に(身の回りのものを)片付けなければと思っています。ですが、なかなか進みません。結婚するつもりもないので、これからどうすればいいのか不安でたまりません。良いアドバイスをいただけないでしょうか?
◆江原からの“ことば”
確かに最期のお母さんは寂しかったかもしれないけれど、すべての苦しみから解き放たれたんです。今は、あなたのことをちゃんと見ていられるんですよ。死して死なない。ちゃんとお迎えも来て、お母さんはようやく羽ばたいて、若い頃のように今、とっても軽やかな気持ちになれているんです。
私は「天国への手紙」(集英社)という本を出しているのですが、この本にも書いている通り、本当の供養とは何かというと、お母さんを心配させないこと。ということは、今のあなたの様子を見ていたら、親なら心配しますよね。お母さんのことを考えるのであれば「お母さん、私は大丈夫だよ。自分自身で結構楽しんで生きているし、なんとかやっているから。最後まで自分が好きなように生きるから、心配しないでよ」と言ってあげるのが一番の供養。
親はいつまで経っても子どもは子どもで、心配なもの。だからこれ以上、親を心配させないで。今が一番、もとの自由闊達(じゆうかったつ)なお母さんに戻れているのですから。乗り越えてくださいね(鈴の音)。
◆江原啓之 今宵の格言
「思い出は、どんな出来事も美しくしてくれます」
「たましいは永遠である以上、死に逃げはできません」
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聴取期限 2022年8月22日(月)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
パーソナリティ:江原啓之
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/oto/