お笑いコンビ・麒麟の川島明がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」。「あなたの心を、ここではないどこかへ」をテーマに、ゲストの「ココロが動く(=エウレカ)思い入れのある場所」へと案内していきます。10月1日(土)放送のお客様は、秋元康さん。ここでは、これまでの人生のなかで見つけた「一番のエウレカ(発見・気付き)」について語りました。
秋元康さん
1958年生まれ、東京都出身の秋元さん。高校2年生のときに放送作家としてデビュー。その後、さまざまなラジオ、テレビ番組を担当。とんねるずのブレーンとしても注目を集めました。また、作詞家としては、稲垣潤一さんの「ドラマティック・レイン」、長渕剛さんの「GOOD‐BYE青春」のヒットに始まり、おニャン子クラブなどのアイドル曲を手掛け、30歳のときに美空ひばりさんの「川の流れのように」を作詞しました。2005年には、アイドルグループ・AKB48を発足させ、総合プロデューサーとして活躍。その後もアイドルグループを次々と立ち上げ、世間にアイドルブームを巻き起こします。
TOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」10月1日(土)放送:秋元康さん
◆今まで見たことの積み重ねが人生
川島:これまでの人生のなかで見つけた一番のエウレカ(発見・気付き)は何でしょうか?
秋元:「人生とは目撃すること」だと思うんですよ。たとえば僕は、父に連れられて1964年の東京オリンピックを観て、2021年の新しい東京オリンピックを観られたわけじゃないですか。あと、僕らの世代だと王貞治さんや長嶋茂雄さんの現役時代や、アントニオ猪木さんとモハメド・アリの世紀の一戦を観たとか。
そういうのを観て、僕はAKB48の劇場を作ったところもあるんですよ。自分の構想としては、「前田敦子があそこで踊っていたんだ!」というのをみんなが目撃するわけじゃないですか。「人生とは何だろう?」と思うと、みんな今しか見られないものを見たほうがいいよね。
川島:目撃することは、“生き証人”になるってことですからね。
秋元:最後に自分のなかで残るのは記憶しかないから。
川島:“生”で見ることが大事ということですね。
秋元:そうですね。僕らもこういう仕事をしていると「この人と会いたい」とか「この人と仕事がしたい」とか、どんどん叶っていくじゃないですか。誰に会いたかったですか?
川島:僕は菅野美穂さんです。高校生のときからずっと憧れていて、今年の3月に2人で番組を収録させてもらって夢が叶いました。
秋元:そういうのって楽しいですよね。僕も美空ひばりさんのレコーディングのとき、あの独特の歌い方に「来た~!」と思った。
▶▶毎週土曜の55分間だけ営業する旅行会社EDC(=Eureka Drive Corporation)の社員たちが担当するPodcast番組(
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次回10月15日(土)のお客様は、山崎怜奈さんです。お楽しみに!
<番組概要>
番組名:SUBARU Wonderful Journey ~土曜日のエウレカ~
放送日時:毎週土曜 17:00~17:55放送
出演者:川島明(麒麟)
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/wonderfuljourney/