SUPER BEAVERがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! ビーバーLOCKS!」。5月16日(金)の放送では、SUPER BEAVERの歌詞に焦点を当てた特別イベント「あなたと生きる『ことば』たち」開催にちなみ、生徒(リスナー)から寄せられた「自分のなかで生きるSUPER BEAVERのことば」についてのメッセージを紹介していきました。
今回の授業では渋谷龍太が欠席となり、柳沢・藤原・上杉の3人が番組を進行しました。
SUPER BEAVER(左から藤原広明、上杉研太、柳沢亮太)
――「あなたと生きる『ことば』たち」開催記念の企画は…
上杉:SUPER BEAVERの歌詞に焦点を当てた特別イベント「あなたと生きる『ことば』たち」が絶賛開催中でーす!
藤原・柳沢:はーーーい!
藤原:ありがとうございます。
上杉:4月9日(水)〜6月1日(日)まで、丸善ジュンク堂書店の新業態書店「magmabooks」で、SUPER BEAVERの歌詞に焦点を当てた特別イベント「あなたと生きる『ことば』たち」が開催中ですが、すごかったですね! 実際に我々も行ってきました!
藤原:みんなで行きましたね。
上杉:たくさんの人に見に行っていただいている感じもあるのですが、まだまだやってますからね!
藤原:はい。
上杉:どこが見どころですか? やなぎさん!
柳沢:歌詞をパネル展的なことで展示していて、そこは写真も撮ったりできるんですけど、上杉さんも言っていましたが、文字だけを目にすると感じ方も違ってくるところもありますよね。
上杉:改めてね?
柳沢:実は私、柳沢、家の奥から引っ張り出してですね、まじで見せたことのない歌詞にまつわる“とあるもの”を展示していましてね……。
藤原:“とあるもの”?
柳沢:普通だったら本当は見せたくないところではあるんですけど、歌詞を作っている途中段階のノート的なものを展示していたりするので。
藤原:これはレアですよ!
柳沢:じっくりと見てほしいと言うところもあるので、これは写真撮影は禁止にさせていただいています。ぜひ足を運んで見てみてもらいたいと思っております!
――上杉「本当にこっちが強く励まされる」
上杉:我々4人のなかで“生きることばたち”もこの間紹介しましたが、“生徒のなかで生きることばたち”もたくさん届いていると! なので今回はこちらをやります。やなぎさんお願いします!
藤原:また、やなぎなんだね!?
上杉:よろしくお願いします!
柳沢:生徒のなかで生きる“SUPER BEAVERのことばたち”ぃぃぃいい!!
藤原:なんでそんなローが出るのよ、途中から!
上杉:やばいなあ。ありがとうございます。説明お願いします(笑)。
藤原:ここまた、やなぎが説明するんだ。喉使いまくるじゃん(笑)。
柳沢:そもそも我々がやった“俺のなかで生きることばたち”っていうのは、SUPER BEAVER、我々4人がこれまでいろんな音楽を聴いてきたなかで、心に残っている言葉や感銘を受けた歌詞を紹介したのですが、今回は我々、SUPER BEAVERの歌詞に感銘を受けた、感動した、響いた、印象に残っている歌詞を書き込んでくれた生徒からのメッセージを紹介させていただこうじゃないかと!
藤原:いいですね!
上杉:ありがとうございます!
柳沢:というわけで早速、読ませていただきたいと思います!
<リスナーからのメッセージ>
私は、SUPER BEAVERさんの曲を(テレビドラマ)「マルス-ゼロの革命-」で知りました。主題歌の「幸せのために生きているだけさ」という曲を聴いて、私は幸せのために生きているのかと気づきました。
「夜を超えていく 理由もまた人全てが繋がる 全てが始まる」という歌詞に、人との縁を感じました。というのも、2年前に統合失調症という病気になってしまい、なりたかった職業、行きたかった高校にいけなくなってしまいました。毎日、「自分は何のために生きているのだろう」と考えるばかりで辛くなっていました。
でも、この曲を聴いて、人は幸せのために生きていて、幸せは人と人とがつながった縁でできていると思いました。これからも、人との縁を大事にしながら幸せを探して、辛くなったらこの曲を聴いて過ごします! これからも頑張ってください!(16歳)
上杉:メッセージありがとう!
藤原:ありがとう!
柳沢:嬉しいですね。
上杉:いろいろ辛いこともあったなかで、こういう感情に出会って、しかもメッセージを送ってくれる。本当にこっちが強く励まされるようなエネルギーを感じましたね。
柳沢:この生徒の言う通り、無理をする必要はないと思うので、自分のできる範囲で自分のペースでいいと思うんです。この「しんどい」と思うことすらも、「こうだったらいい」っていう反対側には幸せというか、希望というか、願いみたいなものがあると思うから。これからも『人との縁を大事にしながら』って思えたことはすごく素敵なことだなと思うので、ぜひ近くにいる人を大事にしながら、お互い大事にされながら楽しく毎日頑張ってください!
藤原:頑張ってね!
――柳沢「『今聞いたらわかる』みたいな曲もあると思う」
<リスナーからのメッセージ>
SUPER BEAVERのみなさん、こんばんは! 私は人生で初めてCDを買いました。買ったCDは、『未来の始めかた』です。私はこのCDに入っている、「your song」が大好きです。「君の気持ちになろうっていう それがまずもう僕の主観で 捻くれているつもりはない だけど 全てに矛盾を感じてしまう」という歌詞に、とても共感しました。
この「未来の始めかた」のリリース日は、私の生まれた日の1日前だったので、そんなに前からバンドとしていろんなことを乗り越えてきているからこそ、今のSUPER BEAVERがあるんだなと、「都会のラクダ」(※渋谷龍太の自伝的小説)を読み返しながら改めて思いました。私は、SUPER BEAVERに出会えて、とっても幸せです! いつもありがとうございます! 大好きです!(12歳)
藤原:初めて買ったCDが『未来の始めかた』。おおっ! なるほど!
柳沢:『未来の始めかた』のリリース日が、生まれた日の1日前? 嘘つけ〜!
藤原:本当!? そうなの!
柳沢:すげえ。
藤原:ちょっと待って?
上杉:そんなに前になるの?
藤原:1日前に生まれた?
柳沢:いやそうですよ、だって『未来の始めかた』という我々のCDは、リリース日が2012年7月11日。今から13年前ですね。
藤原:そんなに前なのか!
上杉:そう考えたらよ? 自分とか24歳でしょ?
藤原:そっか!
上杉:そうだよ。最近すごく思うんだけど、20年バンドを続けていると30歳のときの俺とか、25歳のときの俺とか、20歳のときの俺っていうのが自分のなかにあるんだけど、そのときの等身大の世代感とか年齢感っていうのも、SUPER BEAVERってめちゃくちゃ曲に取り入れている気がするから。
生まれた日の1日前だったとかで感じるものもあるだろうし、はたまた自分たちが、例えばこの当時24歳ぐらいの同じ年齢の人がこのアルバムを聴いてどう思うのかすっごく興味ある!
柳沢:わかる!
上杉:めちゃくちゃ共感したり、「うわっ」って思うことがもしかしたらあるんじゃないかなとか考えたりするんだよね。
柳沢:メッセージをくれた生徒も12歳だから一回り以上の年齢差があるんですけど、こうやって感じてくれることがあるっていうのは、非常に嬉しいですね!
藤原:嬉しいね!
柳沢:しかも、今まじでリーダーが言ってくれたことがすべてなんですが、冒頭で言った今おこなわれている、「あなたと生きる『ことば』たち」という特別展示に紐づいて書籍も……。
上杉:素敵な本ができました。
柳沢:今回僕、柳沢がみんなよりも少し多く関わって、一緒に作ったんですけど、まさにリーダーが言ってくれたことが! 年代別にSUPER BEAVERの楽曲っていうのは、どこに矢印が向いているのかすごく違うバンドっていうか、20代の前半は自分たちと向き合う曲みたいなものがすごく多かったんだけど。
人との縁を僕らもいただくことによって、その矢印が少しずつ少しずつ外に向いて行ったりだとか、誰かに向いていく、“あなた”に向いていく、あの人に向いていくっていう変化を、今回は時系列順に本にまとめてもらいました。
そういう意味でもすごく、「あのときはわからなかったけど、今聞いたらわかる」みたいな曲ももしかしたら、生徒のみんなにもあると思うので、足を運べる人は展示にも行ってほしい。リーダーが言ってくれた通り、新曲だけがすべてではないので。今はサブスクリプションとかもあって、昔の作品も遡って聴けますので、聴いたことのない曲もアルバムも、改めて聴いてみてもらえたらと思います。
上杉:ぜひ感じてみてほしいよね。
柳沢:聴いてくれたらうれしいです!
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5月16日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年5月24日(土)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/