スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。人生に前向きになる力を与えてくれる“ことば”を大切にしている江原が、現代社会でさまざまな物事に直面している人たちに温かいメッセージを届けます。
12月18日(日)の放送は「家族」をテーマにリスナーからの相談メールを紹介。江原がアドバイスを送りました。
江原啓之、奥迫協子
<リスナーの相談>
私は現在、父母と3人で暮らしています。父と母はもともと性格が正反対で、私が生きてきた20数年の間も何度か大きい衝突があり、その度に家族について考えさせられます。
大きなケンカが起きるときの大体の発端は、父の仕事がうまくいっていないことが原因でした。会社でのストレスなどを溜め込み、(母が)少し刺激した結果、感情が爆発してしまう。お互いの言い分もわかるのですが、母も気が強く、父に食ってかかることもしばしば。お互いに愛がないわけではなく、お互いのことを想うあまりに噛み合っていないことがあるのもわかるのです。
私がある程度大きくなってからは、できるだけ中立にお互いの気持ちや言いたいことを汲み取って通訳のようなことをしてみたりもします。そのときはケンカが収まって仲直りしたりもするのですが、また少し日が経てば同じことで衝突する繰り返しのような気がします。
解決しないといけない何かがあるから、このようなことがループするのでしょうか?
父と母にはこれからも仲良くしてほしいと思うのですが、これは私のエゴでしょうか?
この思いは2人を縛り付けてしまっているのでしょうか?
<江原からのメッセージ>
江原:お子さんが親を心配するという。協子さんはどう思いますか?
奥迫:“親思いだな”って思います。以前、江原さんから「夫婦でもお互いに違うので、磨き合うために一緒になる」ってお伺いしたことがありまして、(今回の相談者さんのご両親も)“磨き合っているのかな?”って思ったりもします。
江原:私もそう思います。要するにコミュニケーションの場合があるんですよね。私がよく行く東京の下町のお寿司屋さんでは“ショータイム”があるんです。お客さんの前でお父さん、お母さん、息子、妹……家族みんながバトルをするの。いろんな言葉が行き交うなかで、お客さんが食べたり飲んだり(笑)。これが苦手な人は二度と来なくなるのかな? って思うんだけど、(常連さんなど)わかっている人はみんな「あ、ショータイムだね!」って。
奥迫:それでコミュニケーションを取っているんですよね?
江原:そうだと思います。ちなみに協子さんは、お子さんに甘えて愚痴ることはありますか? 私は時々あります。うちは息子2人なので「お前たちはどう思う?」「これはちょっとおかしいよね」とか言って“男視点”で話すと、味方にしやすい(笑)。そうすると、お母さんは「わかった。明日はお弁当作らない」などと詭弁を言う。
奥迫:私もありました(笑)。「もうやらない」とか言って。
江原:お母さんって時々、ちょっと理不尽な暴れ方をするんですよね。
奥迫:だって……それでしか表現できないんですよ。でも、それもコミュニケーション。
江原:そうなの。今回の相談者さんはすごく良い子で、私は逆にこう思うんです。「こんな良いお嬢さんを育てた夫婦だから、絶対に良い親に決まっている」と。
子どもはみんな、“親は自分よりも上で成熟していて、立派でなければ”と思い込んでいる。でも、スピリチュアルの視点からすると、親よりも霊性が高い子どもがいるんです。それは“鳶が鷹を産む”ような幸せです。
奥迫:“子どもは親が成長するために生まれてきてくれる”って言われることもありますしね。
●江原啓之 今夜の格言
「愛は“待つこと”でもあります」
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聴取期限 2022年12月26日(月) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/oto/