有吉弘行がパーソナリティをつとめるラジオ生放送番組
「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」。11月20日(日)の放送では、ゲストにエッセイ集「ひとりで生きると決めたんだ」(新潮社)を11月17日(木)に発売したふかわりょうさん、アシスタントにデンジャラスの安田和博を迎えてお送りしました。
(左から)有吉弘行、ふかわりょうさん、安田和博
この日、ゲストのふかわさんに向けて、ゲスナー(※当番組でのリスナーの呼称)から「前回は、エッセイ集『世の中と足並みがそろわない』(新潮社)の告知で番組に出ましたが、その後、本の売上は好調で3刷まで重版。そして、某番組では担当編集者と(ふかわに)文章を書くよう提案した新潮社の相談役が、『作家としての資質を持っている』『ピース又吉が書いた小説「火花」と同レベルの作品が書ける』と大絶賛していました」とのメッセージを紹介すると、これに有吉も同調し「もう(もっと本を)書けば?」と薦めます。
これに、ふかわさんは「3刷じゃなく5刷までいっているからね!」と訂正しつつ、自慢げに語ります。すると有吉は、「お笑いの世界でもタレントでも、こんなに褒められることはないんだから、もうそっち(文芸)の世界に行ったほうがいいんじゃない?」とやんわり諭すも、ふかわさんは「軸足はやっぱりお笑いだから」と首を縦に振りません。
ふかわさんとしては、お笑いを軸として、文芸やDJなど「いろいろとやりたい」と意欲を語ると、有吉は「つまみ食いばかり」と毒を吐きます。「どこでも評価されていないのに(文芸では)評価されているんだから、そこで頑張ればいいじゃない」と再び提案します。
すると、ふかわさんから「(俺は)評価のために生きていないからね。評価のために生きちゃ終わりよ」と名言が飛び出し、「お前は評価を気にしているな」と有吉に逆襲。「(お前は)評価を気にしだして、世の中の風向きを意識し始めている。守りに入っている」と指摘します。
これに有吉は「コンプライアンスがゆるかったら本当にぶん殴っているところだったわ(笑)」とつい心の声が漏れ、「もう50(歳)手前でなんの評価もなく死んでいくのは寂しいじゃない。だから、お世辞でも評価してくれる人がいる世界で頑張ったらいいじゃんと思うわけ。俺だって、少しはふかわが褒められているところを見たいんだよ。いつもどこの現場でもバカにされていて、かわいそうだなと思ってさ」と同期だからこその厳しい言葉が。
さらに、追い討ちをかけるように「人生で1回ぐらいは本気になってみたらって言ってんの! 全力を出していないフリばかりしてさ、いろいろつまみ食いばかりしているけど、1回ぐらい全力を出して恥をかいてみたら?」と有吉が語気を強めると、ふかわさんは「それ、終わってから話してくんない……?」と深く刺さった様子。
「今のは響いたわ……それは(番組が終わって)駐車場で車に乗る直前ぐらいに言ってほしかった」と意気消沈するふかわさんに、有吉だけでなく安田も大笑いしていました。
<番組概要>
番組名:有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER
放送日時:毎週日曜 20:00~21:55
放送エリア:TOKYO FMをのぞくJFN全国25局ネット
パーソナリティ:有吉弘行
番組Webサイト:
http://www.jfn.jp/dreamer
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