TOKYO FM + PRニュース

作った料理のレシピ“1万以上”! 土井善晴「レシピって、いくらでも応用できるんですよ」

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
放送作家の高須光聖が、世の中をもっと面白くするためにゲストと空想し、勝手に企画を提案していくTOKYO FMの番組「空想メディア」。11月6日(日)の放送では、先週に引き続き、料理研究家の土井善晴さんが登場しました。34年にわたって続けてきた料理番組「おかずのクッキング」(テレビ朝日系)によって変化してきた“レシピの考え方”とは?


左から、高須光聖、土井善晴さん



◆レシピはどうやって作る?

高須:34年間も番組を続けたら、レシピもたくさん作ってきていると思いますが、番組を収録するまでに、試作は何回も作られるんですか?

土井:いやいや。それこそ30年前とかは1週間に1~2回ぐらいは徹夜で考えたりしましたけど、今は“こんな感じ”っていう料理のイメージを持ったら、だいたいゴールの味にたどり着きますね。昔は5回試作しても、できたりできなかったりしたんですよ。今は10回作ったら、新しいレシピが10個できます。

高須:すごい!

土井:レシピって、いくらでも応用できるんですよ。だから、どれぐらいのレシピを作ったかって言ったら“1万”は超えますよね。

高須:そうですよね。そのなかでよく使うレシピは何個ぐらいあるんですか?

土井:何個っていうよりは、“日本料理の考え方”で作っています。素材を“焼く”“煮る(茹でる)”“蒸す”“揚げる”“生”の5つに当てはめて、味付けを洋風にするのか和風にするのか、あるいはちょっと遊んでみる。そういうふうに考えていくと、(レシピは)無限にできるんです。

高須:すごいなぁ。

土井:今はレシピを作ることを仕事にしていないですからね。今年の3月に「おかずのクッキング」が終わってから、料理するたびに新しいレシピを自由気ままに試していますね。(完成するまで)味見もしません。

*   *   *

土井:みんな、食事って“食べるだけ”と思っているじゃないですか。でも、まずいものでも何でもね、“作った物を一緒に食べられる”というのは、どれだけ子どもの教育だったり、家族の絆、愛情になってんねんって話なのよ。

料理ができるできひん関係なく、一汁一菜やったら一人暮らしでも作れますし、(料理をすることで)“ちゃんと生活している”って意識も芽生えて、自分に自信も持てるんですよ。

高須:なるほど。“ちゃんと生活している感じ”って大事ですよね。

土井:そうそう。お母さんが子どもに電話するときって「あんた、ご飯はちゃんと食べてんのか?」と聞きますよね? そこで子どもが「味噌汁ぐらいしか作ってへんけど食べてるよ」って言ったら“うちの子はしっかりしてんなぁ”って思いますやん、そういうものなんですわ。それが自分を大切にすることにもつながるし、自信になる。

◆頑張るタイミングでベストを尽くす

高須:生きる上でのマイルールはありますか?

土井:自分は「一生懸命にする」っていうのが大好きなんですよ。いつでも一生懸命にギリギリまで頑張る。“こういうことをしたい”と思ったら、そのために何回でもやり直してええから、自分が納得するまでやりたいんです。達成感とかも含めてね。頑張ったら何かいいことがあると信じていますから。

高須:自分もちゃんとしないといけないと思うんですけど、怠け癖が出てダラダラしちゃうんですよね。

土井:私もダラダラはしますよ。でも、締め切りとか“ここ一番!”みたいな頑張らなあかん場面もあるじゃないですか。だから、“頑張らなあかんところは頑張れ”ということです。

でも、若い頃はなかなか思うようにできへんし、めちゃくちゃ苦しいじゃないですか。そういうときは、とにかく(嫌なことを)早く忘れるようにしました。今は一生懸命にやってきたことと、自分の達成感が合ってきているから面白いですね。

高須:わかります。土井さんはマラソンをされているじゃないですか。苦しいことを求めるようになってはるなと思いました。

土井:ハハハ(笑)。

高須:マラソンも達成感があるじゃないですか? まさに、その性格が表れているなと思いました。

土井:性格かなぁ(笑)?

高須:あの達成した後の高揚感がほしくて走っているんですか?

土井:やっぱり“生きてるな!”ってことやと思いますよ。自分は、悪いことをしたらすぐにバチが当たるタイプなんですよ。

高須:わかります。それに、ちょっと頑張ると良いことがババっと続く人もいますよね。

土井:そう。みんな“頑張ったら必ず良いことがある”と信じていますよね。誰でもそうちゃうかなとも思うんやけど。

高須:自分のことを運が良いほうだと思われますか?

土井:めっちゃええほうやと思っています。

高須:それは、どういうところで? 人ですか?

土井:人もあるし、“そこに行ってもしゃあない”と思いつつ行ったら、必ず自分の望んでいるものと出会えたり、本とかも、パッと取ったものが今の自分にピタッとフィットしたりとか。(自分を)応援してくれるものを感じますよね。

<番組概要>
番組名:空想メディア
放送日時:毎週日曜 25:00~25:29
パーソナリティ:高須光聖
番組公式Facebook:https://www.facebook.com/QUUSOOMEDIA/

関連カテゴリ

最新ニュース

  • 悪性リンパ腫を克服し真打昇進、講談師・一龍斎貞弥「あるがままに楽しもう」当時を振り返る

    2023-01-25 11:55(水)
    詳しくはこちら
  • プロのスタイリストが選んだ「お洋服」が家に届く!?『airCloset』が展開する“ファッションレンタルサービス”とは?

    2023-01-25 11:40(水)
    詳しくはこちら
  • 「スマホ結露」「水道管凍結」に注意!「最強寒波」到来で気をつけること、対策は?

    2023-01-24 21:02(火)
    詳しくはこちら
  • 急きょ仕事を休みに、交通・物流にも…「寒波の影響、ありますか?」アンケート結果発表

    2023-01-24 20:48(火)
    詳しくはこちら
  • 5年かけて貯めた“ポイントカード”、“免許の更新”だけなのに…あなたが“あと一手で達成できそうなこと”は?

    2023-01-24 19:30(火)
    詳しくはこちら