スピリチュアリストの江原啓之が、現代社会でさまざまな悩みに直面している人たちに温かい“ことば”を届けるTOKYO FMの番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。7月24日(日)の放送は、リスナーから届いた「困った悩み」を紹介しました。
江原啓之
◆子どもの友達の言動にモヤモヤ…
子どもの友達関係の相談です。長男8歳(小学校3年生)は、近所の子どもたちと仲が良く、毎週土日に誰かが迎えに来ます。ただ、毎週、時間に関係なく来るお友達がいます。この前は、その兄弟3人で雨の日に遊びに来ました。雨の日なので家の中で遊ばせましたが、翌日もまた遊びに来ました。それも11時30分に。昼ご飯前で「まだご飯食べてないから遊べない」と言っても、「家の前で待つ」とのこと。うちの前で遊んでいると(近所の方から)クレームの手紙を置かれたり、最終的には警察を呼ばれたりして迷惑しているので、近所の神社に(遊びに)行くように言っています。
その子どもの親は何も気にせず、お菓子もいつもウチの子どもが遊び場に持って行って、みんなに配っています。「他の子たちからお菓子をもらったことはある?」と聞いたら「ない」とのこと。あと、うちに来る子からは「ご馳走さま」も「お邪魔しました」も聞いたことがないので、私の子どもにはちゃんと言うようにしつけています。
今日も私が持たせた4人分の飴のゴミを息子が持って帰ってきました。それは息子の素晴らしいところだと思うのですが、モヤモヤしてしまいます。息子は一切気にするそぶりがないので、私よりも魂の人格が高いと思います。そのままそれを伸ばすべきなのか、親として平等を教えるべきなのか困っています。
◆江原からの“ことば”
私だったら、こういうことで悩むことはないんです。もしも私なら、ご飯前に来たりして「待っている」と言うのであれば、玄関の中に入れて「そこに座ってちょっと待ってて」と言って、子どもに食べさせちゃいますけどね。そして、たまには「一緒に食べる?」と聞いたりね。
あと、物の言い方だと思うんですが、明るく言う。私は下町の出身なので、「こういったときには、ご馳走様って言うもんなんだよ!」とかね。昔は、そんなふうに近所の人はみんな言っていたので、モヤモヤしていること自体が内向的で、現代人の感じがするなと思うんです。
もし、相手の親が「余計なことを言うな」と言ってきたら、そのときはそのとき。子どもたちには明るく「ウチに来る子たちは、ちゃんと『お邪魔します』って言うこと! ハイ、『ご馳走さま』は?」とかね。
息子さんが全員分のゴミを持ち帰ってくるのは偉いことだけど、そういうふうに“何でもしてあげることが良いこと”になってしまうのは良くない。「今日は僕が持って帰るけど、ゴミは捨てちゃダメだよ」などと言わせないとダメだし、ここでも明るく言ったほうがいい。思ったことを明るく毅然と言えばいいんです。「今度から、お昼が終わった時間に来てね!」とかね。なぜ、もっとサッパリと明るく言わないんだろうか。でも、今どきは難しいんでしょうね。
◆江原啓之 今宵の格言
「身にやましきことがなければ、胸を張って生きることです」
「客観的に見つめる目が、自身を救います」
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聴取期限 2022年8月1日(月)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
パーソナリティ:江原啓之
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/oto/