モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。この記事では、2月24日(月・振休)~2月28日(金)の放送から、ニュースを象徴する1つの数字にスポットを当てるコーナー「SUZUKI TODAY’S KEY NUMBER」で取り上げたトピックを紹介します。
(左から)吉田明世、ユージ
◆もはやホラー漫画? Xで日本の「トレンド1位」
毎月、最終火曜日は「ジュンク堂書店池袋本店」とのコラボ・キーナンバー! 今回紹介するのは、「コミック」部門です。同店スタッフが注目作として挙げたのは、まるよのかもめさんの「ドカ食いダイスキ! もちづきさん」(白泉社)。本作は、「ヤングアニマルZERO」と「ヤングアニマルWeb」に連載中です。連載初回からXで話題となり、最新話が更新されるたびにXの日本のトレンドで1位になる人気ぶりで、現在第1巻が販売中です。
作品の魅力について、同店スタッフは「“ダメだ……こんなこと、続けちゃいけない”という理性とたたかいながら、結局食べ続けてしまう主人公・望月美琴の今後の健康に恐れを感じながら読んでいます。しかし、おいししそうに食べる姿が爽快でもあります」と解説。
また、「グルメ漫画はたくさんあるけれども、食べる主人公の姿に恐れを感じて、読者が自分の健康を重ねて振り返って考えてしまう凄みのある作品は、かつてない切り口。こういった新しさや健康への啓発も含めて皆さん面白がっています」と分析。さらには、「“さすがにそろそろまずいので、痩せなきゃ”と思っているけど、たっぷり食べちゃう人や、食生活が良くないことは分かっているけど、なかなか改善する気が起きない人、晩ご飯を食べた後、必ず(すぐに)眠ってしまう人など、こういったことに心当たりがある方は絶対に読んだほうがいいです」とオススメしていました。
ユージが「いまの世の中、健康嗜好とかさまざまな知識もみんな持っているじゃない? そんななかでも、(爆食いが体に良くないと)分かっちゃいるけど、人がおいしそうにモリモリ食べているのって、やっぱり見ていて気持ちいいよね」と感想を口にすると、吉田アナも「(本作を)チラッと見たけど、食べていたときの目が確かにヤバそう(笑)。自分もこうなっていないか気をつけたいと思います」とうなずいていました。
◆ふるさと納税 「4人に1人」が申告漏れ
大手ポータルサイト「ふるさとチョイス」が実施したアンケート調査で、納税義務を怠った人ではなく、ふるさと納税をした後に控除手続きをしなかった人が25%に上っていたことが分かりました。
控除を受けるためには、確定申告をする必要があるものの、所定の手続きが必要であることを知っているかアンケートで聞いたところ、「知っている」と答えた人は65.3%でした。ちなみに、職業別で見てみると、手続きが必要だと知っている人で、公務員はおよそ9割、会社員はおよそ8割でしたが、自営業では「知らない」と回答した人が53.8%で半数を超えており、職業ごとに認知度のばらつきが見られたようです。
こうした現状を受けて、吉田アナは「確定申告の期間は2月17日(月)から3月17日(月)までなので、ふるさと納税をされた方は忘れずに申告をするようにしてください」と呼びかけていました。
◆移住相談件数、過去最多を更新…「希望先の1位」は群馬県
地方移住を支援するNPO法人 ふるさと回帰支援センターは、窓口訪問やセミナーの参加を通じた2024年の移住相談件数が、6万1,720件だったと発表。2023年から4.1%増え、4年連続で過去最多を更新しました。
窓口に相談に来た人の移住希望先として、前年2位だった群馬県が初めて1位に。群馬県は、豊かな自然や子育て環境を重視する20~30代の相談が増えたことに加え、首都圏へのアクセスも良いことから、テレワークに伴う移住希望もあったということです。
このトピックに、ユージは「移住先として、どこがいいかね? 旅行でよく家族と行くのは長野だったりするから、おいしいものもあるし、空気もいいし……そういうところって日本にはいっぱいあるんだろうね」と話していました。
◆定年後のキャリアプランを持っていない人「58.6%」
ヒューマンホールディングスが、定年退職後に就労している65~74歳男女を対象に「シニアの仕事観とキャリア」に関する実態調査を実施したところ、58.6%の人が定年後のキャリアプランを持っていないことが分かりました。
ユージは、「本当にこれはもうずっと言われていますけど、人手不足でシニアの方の労働力も求められている時代になっていますよね。ただ、定年後も働くのが当たり前になったっていうのは、わりと最近なのかなって感じもします。いまの方々が定年退職後も働く世代として初めてのケースなのかもしれないし、そういう意味では、過去のこの人たちをお手本にしようというようなロールモデルもあまりない。新しい時代に入っているなって感じがします」と所感を述べつつ、「(いまの年齢のときに)『定年後、どうする?』って言われても、なかなかイメージが湧かないよね。(これから先)何が起こるか分からないし、どんな新しい人生が待っているかも分からないから、やっぱり(実際に定年が)近づいてこないと分からないのかもしれないですね」と自身に重ねてコメントしました。
◆ビジネスパーソンのランチ「平均603円」
体組成計や体重計で知られる「タニタ」は、「令和ビジネスパーソンのランチ事情に関する調査2025」を実施。普段のランチ価格の平均は603円で、7割以上が“栄養”より“価格”を優先していた、などとする結果を公表しました。
「ランチ1回にいくらかけることが多いか」と質問したところ、「500円」が19%、「1,000円」が11.8%、200円未満の10.9%が上位を占め、金額は平均で603円でした。また、「“健康的・おいしい・満腹になる”の3拍子が揃ったランチにはいくらかけてもいいと思うか」という質問に対しては、「1,000円」が18.6%、「500円」が16.9%、「800円」が12.6%などで、金額は平均で818円でした。
ちなみに、「理想的なランチの特徴」について聞くと、1位は「おいしい」、2位が「安い」、3位が「栄養バランスがとれている」だったのに対し、「実際に普段食べているランチ」は、「安い」「おいしい」「短時間で食べ終えられる」で、理想と現実では開きがあり、おいしさや栄養バランスの面で妥協していることが伺えると、タニタは分析。
総じて、物価高騰によりランチにかかる金額が上昇していることが栄養よりも価格を優先する結果になったと指摘しながらも、ヘルシーで味がよく、お腹も満たされるランチには、普段のランチより奮発してもよいと考える人が多いことが分かったとしています。
今回の調査結果を受けて、ユージは「200円未満って10.9%もいるの!? すごくない?」と驚きつつ、「もしかしたら、ご飯とかは家で炊いて(持参して)おかずだけちょっとつまめるものを買って、とかなのかな? いまはコンビニとかも充実しているから、1品のおかず系の金額なのかもしれないね」と推測。
吉田アナは「昔はワンコインランチなんてありましたけど、いまはもう幻ですよね」「いま食べているものが明日以降の自分の体を作るので、栄養バランスをなるべく考えて元気に過ごしていただきたいです」と話していました。
<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世